無月期に

猫たちの声

集まりて

村の様子を

語り合う夜

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焚火の後には猫集会用に置かれた食べ物が置かれる。

村の縮尺地図でもあるかのように地面に置いてあるそ・れ・は、それぞれの持ち場を持つ猫が食べる。

家人との相性を考えながら役場の人が時々、担当猫の配置を変えるため猫集会に顔を出す。

そんなこんなで家の担当猫は時々変わる。

高齢の猫は高齢者が集まる庵で過ごすようになり、その日が来ると姿を隠す。

外猫と一緒になって子猫を連れてくる猫もいて、守り役の家で旅猫となる場合もある聞き分けのよい猫様たちなのでした。