駆けていく
子供の後ろ
追いかけて
発見の時
驚きの声
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子供たちは親の仕事を見て学ぶ時間の他に、自分の好奇心で動いて大丈夫な時間が与えられる。
親は目を離さないように子供について歩いたり走ったりする。
その時に目の前にある山から教えてもらう時間。
親は背後からそっと見守る。
驚きの声を出すたびに何に驚いたのか、どんな知りたい事が増えたのかを語る。
時にはハチの巣を見つけたり、時には鹿の親子を見つけたり、そして登れそうな木を見つけてはよじ登りその登らしてくれた木と友達になる。
時々笛を鳴らしてだいたいの腹時計で時間の経過を教える。
村人はこうして手が空いた時に我が子と一対一で山歩きをするのでした。