「ゴホゴホ」
と咳き込む占埜
「ごめん、当たっちゃって」
「いいよ、気はすんだ?」
「俺どうしていけばいいのかな?」
「一つだけここから脱出方法あるんだけど聞く?」
「そんなのあるのか?」
と少し目を輝かせてしまった
占埜は二カット笑い
「俺の売上に貢献しあと1億稼げば出られる!!」
*今の価値で書きます
沈黙
「お前バカか?」
「ば…バカじゃない」
「身売りっていくらぐらいなの?」
「んーお客様にもよるけどだいたい1回全て通すと3万くらいかな、でもそこから茶屋のお金引いたりするから手取は5千くらいだな」
「な…なんで一気に減るんだよ!!」
「常識でしょ、俺たち買われてるんだからその支払いとあと借金もあるし」
「お前の借金俺には関係ないんだが」
「うーそればかりは許して、もっと稼ぐからさ」
「…てか避妊手術とかしてんの?」
占埜が耐えきれないと笑い出した
「アハハ」
「なんだよ」
「気がつかないの?」
「は?」
「俺男だよ」
と着物を崩す
乳房はなくピンク色の乳首だけは見えた
「貧乳」
「ちがうちがう」
とまた笑い出す