目次
ブックマーク
応援する
いいね!
コメント
シェア
通報
勘違い

「ゴホゴホ」

と咳き込む占埜



「ごめん、当たっちゃって」


「いいよ、気はすんだ?」



「俺どうしていけばいいのかな?」



「一つだけここから脱出方法あるんだけど聞く?」


「そんなのあるのか?」

と少し目を輝かせてしまった


占埜は二カット笑い



「俺の売上に貢献しあと1億稼げば出られる!!」


*今の価値で書きます



沈黙


「お前バカか?」


「ば…バカじゃない」


「身売りっていくらぐらいなの?」


「んーお客様にもよるけどだいたい1回全て通すと3万くらいかな、でもそこから茶屋のお金引いたりするから手取は5千くらいだな」



「な…なんで一気に減るんだよ!!」


「常識でしょ、俺たち買われてるんだからその支払いとあと借金もあるし」



「お前の借金俺には関係ないんだが」



「うーそればかりは許して、もっと稼ぐからさ」


「…てか避妊手術とかしてんの?」



占埜が耐えきれないと笑い出した


「アハハ」


「なんだよ」


「気がつかないの?」


「は?」



「俺男だよ」


と着物を崩す



乳房はなくピンク色の乳首だけは見えた


「貧乳」


「ちがうちがう」

とまた笑い出す

この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?