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緩和休題 = ◆ 設定のまとめⅣ ◇ =


 【 死神 ー 死界side 】



 ◆ アルス ◇


 経理課の死神。


 自己肯定感が低く、吃音がある。


 経理課の同僚からは変なやつと馬鹿にされており、その通りだと受け入れつつも、内心では傷ついていた。


 経理課の課長から昇格試験を受けるよう勧められ、諦め半分で参加。

 睦月と出会ったことで、前を向く勇気を手に入れた。


 数字と縁が深く、一部を見るだけで、周辺の地形や状況を把握することができる。

 経理課の課長から、恩返しを兼ねて学んでこいと追い出されたため、現在はミントの元で能力を磨いている。


 本来の能力は「貫通」で、数字は生前からの持ち越し。


 適した武器はスナイパーライフル。

 貫通の能力と合わせることで、障害物があっても全てを突き抜け、対象を的確に打ち抜ける。


 数字の能力で位置も特定できるため、かなり将来性のある死神として期待されている。


 昇格試験前は下三位だったが、試験後は下特位になった。




 ◆ ヴォルク ◇


 特別警備課の死神。


 明鷹の部下であり、威吹の先輩に当たる。


 かっこいいに強いこだわりがあり、昇格試験を受けた一番の理由は、死神之大鎌デスサイズを手にしたかったから。


 ただし、大型の武器の扱いは壊滅的。

 興奮から余計な力が入りすぎている模様。


 現在は、睦月がたまに教えにきてくれるため、自主練も積極的に行うようになった。


 能力は「コピー」で、触れた物が対象になる。


 適した武器はサバイバルナイフ。

 小型から中型の武器の扱いは上手く、割と器用。


 昇格試験前は下二位だったが、試験後は下一位になった。




 【 死神 ー 現世side 】




 ◆ リブラ ◇


 死神アパートの住民で、現世で暮らす死神。


 青緑色の髪と、髪より僅かに明るい色の目をしている。

 ややタレ目で、愛嬌がある。


 他拠点を渡り歩いており、たまにアパートに戻ってきては、またふらっと出ていく。

 睦月に一目惚れしたため、現在は期限を決めずアパートに滞在している。


 ギャンブルが大好きで、賭け事のためなら自分を危機的状況に晒すことさえ厭わない。


 能力は「ヴェルダージ」で、相手をゲームの盤上に引き込み、運絡みの勝負をさせることができる。




 【 死神 ー 現死神王side 】




 ◆ 無花果(いちじく) ◇


 現死神王の側近である死神。


 彼岸花の一花であり、敬称は赤花。


 王の秘書的な役割もこなしているため、王から呼ばれる頻度も多い。


 冷静で忠誠心が強い。

 嫌いな相手に対しても理性は保っており、彼岸花の中ではまとめ役も担うことも。


 睦月のことを激しく憎んでおり、睦月の前でだけは感情的な一面を見せている。


 彼岸花のことは大切に思っているが、とある花にだけは複雑な感情を抱いている。




 ◆ ロベリア ◇


 現死神王の側近である死神。


 彼岸花の一花であり、敬称は紫花。


 女騎士のような格好をしており、性格も騎士のような厳格さを持つ。


 効率主義で、王が望むことなら汚れ役でも易々とこなせる。

 王の意思は絶対であり、反論することはない。


 精神的な攻撃や読み合いは好きではなく、物理とパワーで押し切ることも。


 寡黙で話し方も硬いが、彼岸花のことは大切に思っている。




 ◆ ヘデラ ◇


 現死神王の側近である死神。


 彼岸花の一花であり、敬称は緑花。


 少女のような見た目で、派手な着物を着ている。

 血染めのように紅い扇子を持っており、口元を隠していることが多い。


 王や花に対しては情が深いが、その他に対しては恐ろしいほど冷酷。


 彼岸花の中では年長に当たるため、他の花を妹のように思う気持ちも混じっている。




 ◆ リーネア ◇


 情報管理課の死神。


 ぱっちりした目の少女で、髪は左右でおさげにしている。


 一見気弱なタイプだが、感情の起伏が激しい。

 空気が読めず、周囲を呆れさせることも。


 現死神王に忠誠を誓っており、情報管理課でも妨害工作などをしていた。


 本来であれば、自分が霜月のパートナーになれるはずだったという理由から、睦月に対し激しい嫉妬心を抱く。


 能力は「硬度変化」で、直接触れるか、触れている物体を通して対象を変化させることができる。


 適した武器は糸であり、試験ではリングを指にはめて使っていた。


 鋼のように硬くしたり、粘土のように柔らかくしたりできるため、攻防共に優れた能力である。


 試験に落ちた理由の一つは、理性より感情が勝っていたこと。


 王に不要だと見做され、ロベリアによって溶解の空間に落とされた。


 最後まで見てくれなかった彼が「どちらの彼」なのか。

 リーネア自身も分からないまま消滅した。




 【 悪魔 ー 魔界side 】




 ◆ インヴィー ◇


 暗黒将であり、伯爵の位を持つ悪魔。


 カールした長い髪と、艶かしい身体。

 豊満な胸と、真っ赤な唇が特徴的。


 暗黒将の中では比較的新しい悪魔であり、アヴァリーのことが少し気になっている。(らしい)


 睦月にちょっかいをかけにいったものの、想像以上に綺麗な容姿に嫉妬し、半ば無理矢理戦闘に持ち込んだ。


 半殺しで許すつもりが、半殺し以上にされる。


 本気の怒りで大災害を起こしかけるも、太陽跡の介入によって防がれる。


 消滅も危ういところだったが、ヘデラが手助けしたことで一命を取り留めた。




 ◆ スーリア ◇


 暗黒将であり、侯爵の位を持つ悪魔。


 すらりとした体躯で、口元にほくろがある。

 眼鏡をしており、口癖は「なんとまあ」


 肉体的な色気ではなく、内側から溢れるような色気。


 性別は相手によって変えており、睦月たちと対面した時は女性だった。


 戦うよりも色ごとが好き。


 蟲使いで、色気に惹かれてまぐわうと地獄を見ることに。


 レインのことを気に入っている。


 歩く18禁(G)




 ◆ 他のキャラクターはいずれまた公開します ◇




 ◆ 階位について ◇


 ピラミッド型になっており、位がつくのは最高位から。

 至高は王のみのため、位はつかない。



 至高 → 死神王そのものを表す。


 最高位 → 王に選ばれた側近だけが手にできる位。

     (宝月・閻魔)


 高位 → 高一位〜高三位まである。特位はない。

    (明鷹・死局の課長など)


 上位 → 上特位を最上として、上一位〜上三位まである。

    (霜月・美火・ミントなど)


 中位 → 中特位を最上として、中一位〜中三位まである。

    (睦月・紬など)


 下位 → 下特位を最上として、下一位〜下三位まである。

    (アルス・ヴォルクなど)



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