※32話読了時点でのレビューとなります。
主人公の杵築 心優(きづき こころ)さんが、魔王のお母様に転生するという展開が、他の異世界転生作品には無い設定で、冒頭から作品に引き込まれます。
時たま脳内で行われる心優さんとお母様のテンポの良い会話が、クスリと笑わせてもらえます。
また、曲者ぞろいの王子様に対しても、心優さんが生来持ってる慈愛(母性)で徐々に打ち解けて行く展開には読んでて“ほっこり”させられて、読んだ後は何だか、こちらも暖かい気分にさせてくれます。
その性格ゆえ、心優さんも気苦労が多くなるかもしれませんが、1読者として引き続き見守らせてもらおうと思います。
また、1話あたりが、読みやすい分量なので、例えば移動中の電車の中とか、少しの空き時間でも楽しめるのも良い点だと思います。
皆様、ぜひお読み下さい!