「う…うみゅ……うみゅみゅうみゅみゅ~みゅ、うみゅうみゅうみゅみゅ?」
(あ、あの……これがあのような、ことなのですか?)
私はうまく喋れず、うみゅうみゅとばかり言ってしまいした。
「そうだ。ネフェル。俺はこれまでお前に
魔界学園で初めてお前に出逢ったあの日───あの日にしたこの事を、俺は何度また同じようにお前にしてやりたいと恋焦がれていたことか。
そんな俺をお前は頑なに拒み、あれ以来───あれ以来、俺は指一本さえもお前に触れることができなかった……!」
そういうとグランダムさんの手は震え、頬が少し紅潮されました。
どうやら───どうやらとてもお悦びになっておられるようです。
「だが昨日はいとも簡単に俺にこれをさせた。そして今もだ。なぜだ、ネフェル? どうして今はこのようなことができるのだ?
それに───それに今のお前は実におかしい……。そう。まるで───まるでネフェルではないかのようにな……!」
そしてグランダムさんはじっと私の眼を凝視しました。
その
(うみゅ~! うみゅ~うみゅ~! う、うみゅみゅみゅみゅ、うみゅみゅみゅみゅみゅみゅ~!?)
(ひえ~! お母様~! ど、どうすれば、よろしいでしょうか~!?)
(何をうみゅうみゅ言っておる。頭の中なら普通に喋れるだろうが)
(あっ。そうでした。すみません。それでお母様。どうすればよろしいでしょうか?)
(