毎日が目まぐるしく過ぎてゆく中で。
これだけの言葉が残せたんだなあ、と思うと感慨深い。いつも思うのが、半分は自分に言い聞かせているんだろうと。苦しみ悩み潰れる――そんな日々の中で生まれたもの。言葉は環境、触れたもの、見たもの、好きなもの、嫌いなもの、体験したものから、紡がれていくものだから。
私の生きてきた過去、今も、けっして無駄ではないと。
価値のあるものだとここで。
確かなものにしていけたらいいな。
たくさんの物語がこの世界にはある。
その中で、自分の物語を手にしてくれるというのは、ありふれたことじゃない。心の中で常に意識してないといけないな、なんて思う。
「言ノ花」は言の葉の花をイメージしてつけました。自然の花も美しいけど、言ノ花も負けないくらい美しい。
そもそも比べる必死なんてない。
花には花の美しさがあって、言の葉には言の葉の美しさがあるとそう思うから。
コンテストに参加したりして、少しでも誰かに触れてもらえたらいいな。
自分らしい言葉で、自分らしい世界観で、誰かへ。