学生時代の朝。“目玉焼き”とか“卵かけご飯”があるだけで、幸せだったなと思い出した。とろりと黄金色に輝く月に、醤油を降らせるだけでハッピーに変えちゃう。しかも。ついごはんを増量してしまう恐ろしい罠まである……。
学校も早起きも嫌いだったけど、朝食は今も鮮明に覚えてる。
懐かしい味。
ニワトリさんにはお世話になりっぱなしだ。
梅干しとツナにも弱い。ごはんにとてもよく合う。ツナと醤油、納豆や海苔をトッピングしても美味しい。醤油って万能調味料だとつくづく思う。
雪山のように白いごはんの上に何乗せよう?
ごはんは自分を救う。
美味しいものはいつだって、人の心を埋めてくれるのだ。