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文通だから語る

自分が一番言葉にしているのは書くことだけ。


きっかけは昔の文通募集の同人の雑誌や個人サイトだったと思う。そこから自分から同じ作品が好きな人に声かけて、始まった物語。


長く続いた人もいれば、そうじゃない人も当然いる。色んな話をしたと思う。どのキャラが好きとかおすすめとか日常とか。この世界観では生き生きとして語れるのに、現実の私はそうではない。 



学校がつらいとか、そんな内容のも書いたような気がする。


机から動けない人だった。いつも待っていた。


時間が過ぎ去るのを。


対人関係もできなかったが、授業も理解はできていなかった。



それでも文通は楽しかった。友達と呼べる存在ができたことが。今はもうないが、それでもいい時間だったと心から思える優しい時間。



物語を綴るのも私には一番合っていた。


言の葉を集めて、それを自分の言葉にする。



“文通”は確かに、私の世界を変えた。




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