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設定① 魔術と治癒術について

プロローグである一章が終わった為現在出せる設定を置いておきます。


魔術と治癒術の違い


①魔術と治癒術について

 元は魔法と呼ばれていた能力であり同じ物として扱われていたが、カルディア(レースの師匠兼ダートの世話役)とマスカレイド(ダートの世話役)が研究し異なる能力だという事が発覚した為名称を変えて分ける事になった。

使う魔力は同じだけれど方向性が違う。


②魔術とは 

 魔術とは自身の魔力と自然に満ちている魔力を組み合わせて使う技術。

特別な訓練等しなくても使う事が出来る為、使える者が多い傾向にあるが

その場合、生活魔術と呼ばれ生活の補助程度の術しか使えない。


③魔術師について

 学問として学び訓練を得た物を魔術師と呼ぶ。

自身のイメージを魔力として出力し、自然の魔力に溶け込ませる事で様々な現象を引き起こす事が出来る術を扱える者の事を表す。

又魔術師としての能力が認められた場合、術者の得意属性に合わせた色のローブが送られ魔術師と名乗る事が許される。

術者のイメージが必要となる為、カルディアが学問として形にするまではそれぞれ魔術を扱える者が一子相伝の魔法として受け継いできた能力だが、これらを魔術書という形に収める事で本人の魔力の資質によって誰でも覚える事が出来るようになった。


その結果様々な対立が起きて国が荒れた経緯があるけれどそれに関しては、設定は固まっていても現状書く予定が無いので、もし機会が合ったら物語の中で出します。


④治癒術とは


 自身の魔力と生物の魔力を組み合わせて使う技術。

昔は教会にて選ばれし魔力の持ち主が神秘の力を用いて使用できる奇跡の魔法と呼ばれ神聖視されていたが名前を変え治癒術と呼ばれるようになり資質がある者なら覚える事が出来る技術となった。

相手に直接触れていないと使えない術が多い為扱いが大変難しい事でも有名で生物の体を理解しなければ使えない為、特別な訓練が必要となる。


⑤治癒術師とは

 生物の肉体構造に関する知識を専門的に学び、それを効率的に治す為の術を学んだ者達の事を表す。

又治癒術師としての能力が認められた者は白いローブが送られ治癒術師を名乗る事が許される。

主に教会所属の術者が多く、修行の為に負傷者が多く出る紛争地帯又は冒険者が多い危険な場所に自ら趣き負傷者の治療に当たる者が多い事でも有名で、それと同時に治癒術師に外で会ったら敵対するなとも言われる集団である。

生物の肉体構造を理解し治せるという事は、同じ位壊すのも得意な為危険性を理解している者程彼等には敬意を払って対応する。

又相手に直接触れていないと使えない術が多い事でも有名で腕の長さを補う補助の為に長杖を持ち歩く者が多いのでそれが治癒術師のトレードマークになっている。


その為、主人公みたいに個人で診療所等を開き一つの場所に留まっている治療術師は結構珍しかったりします。


 今の所公開出来る設定はこんな感じです。

 既存のファンタジーのように、武器を使ったスキル等も勿論ありますが……そこは物語に出るようになってから改めて説明致します。

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