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「素晴らしいぞ、
「ほ、本当っスか、
「ああ。完全に虜だ。もうお前以外は何も目に入らない。好きだ。温美。俺の彼女になってくれ」
「───っ!!
は、はいっ! もちろんっス! ワタシも有真センパイの彼女になりたいっス!!」
「そうと決まれば───
───おいっ! 温美っ!」)
「───……」
「───おいっ! 温美っ!」
「───……。
───なんスか、有真センパイ。グス…」
「なんスかじゃねぇよ。なんでスーッと静かに涙を流してるんだ? しかもとめどなく涙が流れているじゃないか。
「グス……。だって……だってとっておきの
「はぁ~? 何を言ってるんだ? それよりあの紐をどうしたか思い出した! すぐに帰るぞ! お前も来いっ!」
「グス……。来いと言われればどこへでもいくっス。ワタシは従順で健気な後輩社員っス……。グス……」
何を言ってるんだ温美は?
俺はバスタオルで温美をくるむと、温美を小脇に抱えて温泉旅館を後にした。
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【後書き】
私の小説を読んでいただき、本当にありがとうございます。
(๑•̀ㅂ•́)و✧
『ネイキッド☆ストリング』商品化されないかな~。
(*´﹃`*)
いや、すでにあるかも!?(驚
それはさておき、もし宜しければご意見ご感想などいただけますと幸いです。
(⋆ᵕᴗᵕ⋆)オネガイシマス!!
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