遠い昔の記憶が
胸に痛みとして蘇る
貧しい孤児だった私を
拾い、愛情を注いでくれた母
母の温もり、優しい声
私にとっての全てだった
おばあちゃんの代わりに
私を守り、育ててくれた人
あの時のことを思い出す
ひどい言葉を投げつけた日
「大っ嫌い!」と叫び
涙に暮れた夜
今すぐ会いたい
謝りたい気持ちでいっぱい
でも、40億年前の地球に
一人漂流し、叶わない
母の愛に背を向けた愚かさ
その愚かさが胸を締め付ける
もう二度と戻れない過去
後悔の念が心を覆う
「ごめんね、お母さん」
その言葉が何度も胸に響く
涙が止まらない夜
孤独と悲しみが押し寄せる
母の温もり、優しい声
もう一度感じたい
でも、叶わない現実に
心が引き裂かれるようだ
40億年前の地球に
一人漂流し、孤独に耐える
母の姿が瞼に焼き付き
その愛を求め続ける
星空を見上げる度に
母の笑顔が浮かぶ
「あの時、なぜあんなことを」
悔しさと悲しみが交錯する
「お母さん、本当にごめんなさい」
その言葉を届けたくて
でも、40億年前のこの場所で
叶わない夢を追い続ける
切ない後悔と孤独の詩
愛された記憶と罪の意識
心に刻まれた母への想い
それが私を支える光