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第3話本音の住んでるsayonara

太陽より月が好きなような

僕らの居心地がいい静かな場所みたいな


友情の不採用通知

恋愛感情が街頭で配られるチラシみたいに

ありふれて捨てられる光景

それに冷めた眼差しをした僕は

夜の街角で空を見てる

ネオンで霞んだ空に浮かぶ月は満月じゃなくて三日月で

それに意味はないけど

心の感傷をこじつけてみた

ジャンクな温度と救いようのない無意味さ

でも、きっと大丈夫で

だから駆けていく 欠けていくやるせなさ

なぜか笑えてくる だから大丈夫


劇的な願いが使い捨てられる時代で

でも、夜の片隅で僕と君は手を繋がないけど

手のひらを叩きつけあった

朧げな月光みたいな道筋だけど

もう、迷わないよ

そんな本音が住んでるsayonara きっと僕らは愛してた

安っぽい でも素敵な

そんな あの頃描いた夢


楽器を捨てた誰かは望みを無くしたんじゃない

潰えたけど

それは進んでいくためだよ

叶わなかった願いや夢や希望にsayonaraしよう

描いてたキャンバスを白で塗りたくって

そして 新しい絵筆を叩きつける

そして笑って行きたいんだよ?

君はどう?


劇的な願いが使い捨てられる時代で

でも、夜の片隅で僕と君は手を繋がないけど

手のひらを叩きつけあった

朧げな月光みたいな道筋だけど

もう、迷わないよ

そんな本音が住んでるsayonara きっと僕らは愛してた

安っぽい でも素敵な

そんな あの頃描いた夢

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