このお話は2000年代当時の学園小説です。
心のハンディキャップを抱えた子どもたちを受け入れる学校が舞台です。
『フリースクール』という学校体制は、当時の社会では学校と認定されておらず、
その時の「一般の学校と同等の扱いをしてほしい」という思いから書きました。
「一般学級クラス」「デイケアクラス」と分かれて生活している生徒たちの物語です。
当時の社会体制上、一部差別的な行いをする描写が含まれていますが、当作品に差別を助長する目的で書かれた意図はありません。