*>>??視点
『通信を開始致します』
…
『あー、あーー。もしもし?聞こえてるかい?』
『はい。聞こえています勇人様』
『ふむ、ナビィだな?久しぶり。それでそちらから通信とは珍しいじゃないか…。なにか問題でも起きたか?』
『はい。本日姫様が「Reality barrage Gamers」なるものをしていたそうです』
…
『ふむ?それはなんだい?』
『最近
スッ…
『ほほぅー、調べたらすぐ出てきたよ。今話題のゲームか…。それがどうかしたのか?』
『今日はちょうど健康診断の日です』
『あぁ、そうだねデータはいつも通り送ってくれ』
『はい』
ピッ
…
『お、きたきた。それでこれのどこが異常なのかな?』
『姫様がゲームをした直後の健康診断だったのですが…。脳の使用率が大幅に上昇しております』
『確かに、でもそれはゲームでVR…。とARでの体の操作をしていたのだろう?そしたら誰でも上昇するのではなかったかな?』
『はい。一般的に意識を本物の体からデータ空間上の体に移して行動する際、一般人の脳の使用率が上昇することは確かです。しかし、姫様の場合はそれを
『ふむ、それもそうだね。この数値は少し…。高いかな』 『更に姫様の体は一般人とは違います。特に脳のリソースは普段から高いです』
『まあ、俺と
『姫様が以前違うデバイスでVR空間上に行ったことはありました。しかしこの時は脳の使用率上昇は見られませんでした。しかし今回は使用率が上昇しております』
…
『原因の特定はできているかい?』
『いえ、現在調査中です』
『そうか…』
…
『このゲームが関与していることは間違いないかと』
『さて…。どうしたものかね…。ナユカはどうだった?楽しそうか?』
『姫はこのゲームを楽しんでいるご様子でした。…あんなに楽しそうに笑ってプレイしていた姿は
『んー、ならいいか…。そのゲームについてこちらからもアクションを取ってみるよ』
『了解しました』
『じゃあ、ひとまずはそういうことで』
『後ほどゲームのプレイ内容もそちらに動画付きでお送り致します』
『ナニッ!!データあるのか!』
『はい』
『よくやった!!後で久々に娘の成長した姿を
『これからも
『頼んだぞ!』
『通信を終了致します』
…
『通信回線を切断致しました』
『これより夕ご飯の支度を…』
ピッピッピッ!!
…
『姫様の「Reality barrage Gamers」へのログインを確認』 … 『同時進行でデータの
…………
……
…