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万葉集グルメコラム~古代の恋、巨勢山の憂いを一刀両断!背徳のフルコース仕立て〜

Yo! チェケラッチョ! みんな、インスタ映えしてる? リア充ライフ、謳歌してる? でもちょっと待ったー! そんなパリピな君たちにこそ、今日はマジでヤバい世界を教えちゃうぞ!


今回挑むのは、まさかの万葉集! え、マジ卍? 古典とか無理ゲーじゃね?って思った? 安心しろ! 今回は、ただの万葉集じゃない。マジ卍度MAX、背徳のフルコース仕立てのグルメコラムだ!


テーマはズバリ、「食」! 万葉集に秘められたドロドロとした恋心を、現代のグルメトレンドにブチ込んで、最先端の味わいに進化させる! エモくて、おいしい。そんな新しい体験をみんなに届けるのが、今回のミッションってわけ!


さあ、準備はいいか? 今回、俺たちと一緒にアゲていく万葉歌はコレだ! ドン!



我が背子を こち巨勢山と 人は言へど 君も来まさず 山の名にあらし


わがせこを こちこせやまと ひとはいへど きみもきまさず やまのなにあらし


私の愛しい人を、みんなは巨勢山の方角を意味する「巨勢(こち)」の山だって言うけれど、あなたは全然来てくれない。まるで名ばかりの山みたいだわ!



…は?って思った? 大丈夫。最初はみんなそうさ。でもな、この歌には、マジで深い闇が隠されてるんだぜ。現代の恋愛事情にも通じる、ヤバすぎる嫉妬と独占欲が、ドロッドロに煮詰まっているんだ!


今回のフルコース、まずはこの歌を「前菜」として味わい尽くそう。


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【前菜】巨勢山の憂い〜孤独と嫉妬のマリアージュ〜


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まず注目すべきは、「巨勢山(こせやま)」というキーワード。これは奈良県にある実在の山。だが、この歌では、ただの山ではない。恋人の名前、あるいは恋人のいる方向を示す隠語として使われているんだな。つまり、「あいつ、絶対あっちの山に浮気しに行ってる!」っていう、女の勘がビンビンに刺激されちゃってるわけよ。


しかも、この歌の主人公は、めっちゃネガティブ。「みんなは『巨勢(こち)』の山って言うけれど、あなたは全然来てくれない」って、自虐もいいところ。「私のことなんて、どうでもいいんでしょ!?」「あの子の方が、私より魅力的だって言うの!?」そんな心の叫びが、痛いほど伝わってくる…。


これをグルメ的に解釈すると? ズバリ、「孤独と嫉妬のマリアージュ」! 独りで食べる高級フレンチ、みたいな感じかな。周りのカップルたちがイチャイチャしてるのを横目に、一人でフォアグラとかトリュフとか頬張る。最初は「おいしい…」って感動するんだけど、だんだん虚しくなってきて、最終的には泣きながら食べる、みたいな。想像しただけでエモい…!


さて、前菜で胃袋と心を掴んだところで、次はいよいよ「スープ」だ!


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【スープ】名の山のアラビアータ〜激辛ラブ、燃え上がる炎〜


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前菜で紹介した歌のポイントは、「山の名にあらし」という部分。「名ばかりの山」、つまり、実質がない、張りぼてみたいな存在だって言ってるわけよ。これは、恋人に対する強烈なdisりであり、自分自身に対する卑下でもある。要するに、めっちゃキレてるってこと!


この怒りを表現するには、やっぱり「辛さ」が不可欠。そこで登場するのが、「名の山のアラビアータ」! アラビアータは、イタリア語で「怒り」という意味。唐辛子をたっぷり使ったトマトソースパスタで、一口食べれば、口の中が燃え上がる!


主人公の激しい怒りを、これでもかと表現した一品。パスタに使われているトマトは、愛の象徴。つまり、愛と憎しみが複雑に絡み合った、ビターな大人の味ってわけ! 食べてるうちに涙が出てくるかも…? でも、それがいい。デトックス効果もあるし!


さあ、熱々のスープで体があたたまってきたところで、いよいよ「メインディッシュ」の登場だ!


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【メインディッシュ】来まさぬ君のロースト〜裏切りの代償、地獄の鉄串刺し〜


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フルコースもいよいよ佳境! メインディッシュでは、主人公の愛憎劇を、これでもかと表現していくぞ! 焦点となるのは、「君も来まさず」。つまり、「あいつ、マジで来やしねえ!」っていう、絶望的な状況なわけよ。


この状況を料理で表現するなら…やっぱり肉! しかも、恋人をイメージした肉料理にしたい! そこでひらめいたのが、「来まさぬ君のロースト」!


これは、ラム肉を丸ごとローストした料理。ただのローストじゃない。ラム肉には、嫉妬の炎をイメージした真っ赤なソースがたっぷりかけられている。さらに、そのラム肉を、鉄串に刺して提供する! まるで、恋人を地獄に突き落とすかのような、背徳感MAXの一品ってわけ!


しかも、このラム肉、めっちゃレア。口に入れた瞬間、とろけるような柔らかさ! だけど、噛めば噛むほど、血なまぐさい味が広がる…。それは、裏切られた主人公の、血の涙の味! あまりの重さに、ナイフとフォークを持つ手が震えてくるかも…。


でも、それこそが、この料理の醍醐味。過去のトラウマを乗り越え、新しい自分に出会うための、儀式みたいなもんだと思ってくれ!


…ハァ、ハァ…。ちょっと興奮しすぎた? でも、これが万葉集なんだよ! 古代の恋愛って、現代よりもっとドロドロ。人間の欲望がむき出し。だからこそ、めっちゃくちゃ面白いんだ!


さあ、地獄の鉄串刺しを終えたみんなに、最後は最高の「デザート」を用意したぞ!


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【デザート】山の名の蜜〜過去の恋を昇華、未来への希望〜


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最後のデザートは、失恋の痛みを優しく包み込み、未来への希望を与えてくれる、癒やしのスイーツにしたい! そこで選んだのは、「山の名の蜜」!


これは、巨勢山に咲く花々から採取された蜂蜜を使った、特別なデザート。蜂蜜は、古代から滋養強壮の効果があるとされていて、心身を癒やしてくれる効果があるんだとか。


この蜂蜜を、ふんだんに使ったパンケーキや、アイスクリーム、あるいは、暖かいハーブティーなんかと一緒に味わえば、失恋の傷もきっと癒やされるはず!


それに、「山の名の蜜」には、もう一つの意味がある。「名ばかりの山」だった過去の恋を、「甘い蜜」に変えるってこと! 過去の恋愛経験を糧にして、もっと素敵な自分になるための、エールが込められているってわけ!


デザートを食べ終わった頃には、きっと、新しい恋への希望が湧いてくるはず! なにせ、今回のフルコースを乗り越えた君たちは、もう最強だからな!


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万葉集は、マジでアツい!


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今回の「万葉集グルメコラム」、どうだったかな? 古典って、ちょっと取っつきにくいイメージがあるかもしれないけど、実はめっちゃ面白い。


万葉集には、今回紹介した歌以外にも、色々な愛の形が描かれている。禁断の恋、三角関係、不倫…。ドロドロ、グチャグチャな人間関係が、これでもかと詰め込まれている!


それに、万葉時代の貴族たちは、マジでオシャレ。恋人への手紙に、季節の花を添えたり、自作の歌を贈ったり…。そのセンスの高さは、現代のインスタグラマーも顔負けレベル!


万葉集は、現代の恋愛の教科書としても、めっちゃ役立つ! ぜひ、みんなも万葉集を読んで、アツい恋を経験してみてくれ!


Yo! 今回はここまで! また次回、アゲアゲな情報をお届けするから、楽しみにしててくれよな! Peace Out!

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