おいコラ、そこのスマホ中毒! ちっと耳貸せ! TikTok漁ってんのか? インスタのパリピ女追っかけてんのか? そんな暇あんなら、テメーの輝き放てや!
今日は特別に、未来しかない(はずの)若モンに、ガチで人生変わるヤバい話、叩き込む。学校じゃ絶対教えてくれねえ、人生の奥義だ。腹くくって聞け。
いきなりだが、「万葉集」って知ってるか? クソ退屈な古典の授業で触れただろ? 「あー、なんか古臭い歌集ね…」って、鼻で笑った記憶あんじゃねーか? そんなの知ってて何になるんだよ、とか思ってんだろ?
甘いぜ! 万葉集、マジで奥深いんだ。特に今日、お前らにブチ込むのは、舎人(とねり)って野郎が詠んだ、鬼ヤバい挽歌だ。
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橘の 嶋の宮には 飽かぬかも 佐田の岡辺に 侍宿しに行く
たちばなの しまのみやには あかぬかも さだのをかへに とのゐしにゆく
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要するに、こんな意味だ。
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橘の島にある宮は、マジで名残惜しいけど…佐田の岡のほとりにある、亡くなった皇子を弔う殯宮(もがりのみや)で、お仕えしに行かなきゃならないんだよな…
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…それで? 何が重要なんだよ? ただのメランコリーな歌じゃん、って思った?
ちょっと待て! その安易な結論、叩き潰すぞ!
この歌のキモは、「飽かぬかも」ってとこだ。「飽きねえな、もっとここにいたいぜ」っていう、制御不能な未練! 大切な人が逝ってしまった悲しみと、自分の場所から離れたくない気持ちが溢れてるんだ!
想像してみろ。舎人は、草壁皇子っていう、とんでもないVIPのために、長年付き従ってきた。当然、権力も地位も、それなりにはあったはずだ。周りにはゴマすり連中が、うじゃうじゃいたはずだ。
なのに、その皇子が突然死んじまった。
古文書にも書いてある通り、この歌は、皇子が亡くなった直後に詠まれた。舎人は、自分の全てを捧げてきた存在を失って、マジで絶望したはずだ。
しかもだ。これからは皇子の魂を弔うため、寂しくて穢れた殯宮に籠らざるを得ない。島宮でのゴージャスな暮らしとは正反対だ! 言ってみれば、いきなり窓際族に転落、みたいな状況だ。いや、それ以上かもな。
「俺の人生、この先どうなるんだ…?」
舎人の脳内は、不安と諦念で埋め尽くされていたはずだ。
おい、そこのお前ら! 今の自分と、シンクロするところ、ないか?
将来のこと、まじで不安じゃね? 就活のこと、考えるだけでゲロ吐きそうじゃね? バイト先のクソ上司、マジ勘弁してくれって感じじゃね? SNSのイケてる世界、見れば見るほど自分がちっぽけに思えねえか?
だよな! 安心しろ、お前だけじゃない。みんな同じように、悩んで、苦悶してんだ。
しかし、舎人の歌は、ただの弱音じゃない。お前らがテッペン取るための、最強の教訓が隠されてんだ!
何か?
「俺の場所は、俺が創る」ってことだ!
舎人は、皇子が死んで、島宮の贅沢な生活が終わっても、塞ぎ込まなかった。正確に言うと、打ちのめされたけど、そこで終わらなかった。
「佐田の岡辺に侍宿しに行く」って、自らの意志で決めてるんだ! 誰に命令されたわけでもなく、自分の信念で、殯宮へ行くって覚悟を決めてんだ!
つまり、舎人は、「皇子のために、最後まで俺は全力を尽くす。それが、俺の生きる道だ」って、自身の誇りを、自分の居場所を、自らの手で掴み取ったんだ!
シビれるだろ? リスペクトしかないわ。
お前らはどうだ? 周囲の空気に飲み込まれて、本音を押し殺してないか? 親の言いなりになって、面白くねえ大学選んでないか? みんなが持ってるからって、最新のスマホに飛びついてないか?
おい、自分のアタマで考えろ! 自分の魂で感じろ! テメーの人生は、テメーのものだ! 周りのノイズは無視しろ! テメーが心底やりたいこと、探し出して、覚悟を決めて飛び込め!
当然、失敗もあるだろう。周りから嘲笑されることもあるだろう。地の底まで落ち込むことだってあるかもしれない。
でも、それでいいんだ! 失敗こそ、お前らをタフにする! バカにされたら、黙らせればいい! どん底から這い上がれば、今までとは違う景色が見える!
万葉集には、こんな歌もある。
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春過ぎて 夏来たるらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山
はるすぎて なつききたるらし しろたへの ころもほすちょう あまのかぐやま
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教科書で見たことあるよな? これは、持統天皇って女性が作った歌だ。
意味は、「春が過ぎ、夏が来たようだ。白い衣が干されているという、天の香具山よ」ってな感じ。
…は? 何が言いたいんだコイツ? ただの情景描写じゃん、って思った?
考えが浅いな! もっと深く掘り下げろ!
持統天皇は、並外れた知性の持ち主だったんだ。夫だった天武天皇が他界した後、自らが天皇として政治を牛耳ってたんだからな。
だが、女性が天皇になるなんて、当時の価値観では考えられないことだった。周囲からは、批判も多かったはずだ。「女に政治なんて無理だ」とか、「早く息子に皇位を譲れ」とか。
それでも、持統天皇は、自分の信念を貫いた。この歌は、そんな彼女の決意表明なんだ。
春から夏へ、季節が移り変わるように、世間の常識も変わっていく。白い衣は、新しい時代の到来を意味する。つまり、持統天皇は、「私が新しい時代を創るんだ」って、力強く宣言してるんだ!
イカしてるだろ? 痺れるぜ。
お前らも、時代を塗り替えるポテンシャルを秘めてるんだ。旧弊な価値観に囚われるな! 自分の可能性を信じ抜け! 自分を信じて、猪突猛進しろ!
そして、何よりも欠かせないのが、「仲間」の存在だ。
舎人には、皇子を敬愛する仲間たちがいたはずだ。持統天皇には、彼女を支える優秀なブレーンがいたはずだ。
たった一人で頂点を目指すのは、マジできつい。壁にぶち当たり、心が折れそうになることもあるだろう。
そんな時、お前を支え、同じ夢を見る仲間こそが、不可欠なんだ。
共に笑い、共に泣き、将来の夢を熱く語り合える仲間を探せ。そいつらと手を組めば、不可能なんてありえない!
万葉集には、数々の恋の歌がある。友情を謳う歌もある。家族を想う歌もある。それらは全て、人と人との繋がりを映し出したものだ。
人間は、一人では生きられない。誰かと繋がることで、自分の存在意義を見出せるんだ。
だから、臆せず人と繋がりたいと思え。自分の感情を伝えろ。相手の感情を理解しろ。
そして、互いに成長できる、最高の相棒を見つけろ!
忘れるな、お前らはまだ若い! 無限の可能性が広がっている!
万葉集を叩き壊し、心のエンジンに点火しろ! 自分の居場所を自ら創造しろ! 最高の仲間と共に、テッペン目指して爆走しろ!
お前らの未来は、まばゆいばかりに輝いている! 自信を持って、胸を張って、前へ進め!
最後に、もう一度、舎人の歌を魂に刻め。
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橘の 嶋の宮には 飽かぬかも 佐田の岡辺に 侍宿しに行く
たちばなの しまのみやには あかぬかも さだのをかへに とのゐしにゆく
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この歌は、お前らへのエールだ! 自らの人生を、自分の手で掴み取れ! テッペン取るまで、終わらせんなよ!
さあ、今すぐ行動しろ! 未来は、お前らの掌中にある!