おいおいおい、マジかよ…また寒くなるって?冗談だろ?
ちょっとポカポカしてきたと思ったら、また冬に逆戻りかよ。マジでやってらんねーよ!
天気って奴は、マジでドSだよな。俺らを寒さでイジメて、喜んでやがる。完全にSっ気全開じゃねーか!
まあいいぜ…上等だコラ!冬将軍!この俺様がテメェの相手になってやるよ!かかってこいやー!
…って、いきなりブチギレて悪かったな。でもよ、マジでこの寒暖差、勘弁してほしいわけよ。
とくに、この時期は、昔の日本人も、マジで大変だったと思うんだ。
そこでよ、ちょっと昔のイケてる歌集、『万葉集』を紐解いてみようぜ。
万葉集ってのは、奈良時代に作られた、日本最古の歌集な。天皇から、名も知らねぇ一般人まで、いろんな奴らの歌が載ってる、いわば「古代のインスタ」みたいなもんだ。
その中に、防人(さきもり)って呼ばれる、兵隊さんたちの歌があるんだ。
防人ってのは、主に九州の沿岸を守るために、遠い東国から派遣された兵隊のことだ。
今で言うと、群馬とか栃木とか、そっちの方から、福岡とか佐賀とか、めっちゃ遠い場所に、強制的に連れて行かれたわけよ。
家族とも離れ離れ、故郷にも帰れない…マジで辛い状況だよな。
そんな防人たちの悲しみ、怒り、そして、故郷に残してきた大切な人への想いが、万葉集には、これでもかってくらい、生々しく刻まれてるんだ。
今回紹介したいのが、この歌だ。
我が妹子が 偲ひにせよと 付けし紐 糸になるとも 我は解かじとよ
わがいもこが しぬひにせよと つけしひも いとになるとも わはとかじとよ
これ、どういう意味か、わかるか?
現代語訳すると、こんな感じだ。
愛しいお前が、俺のことを忘れないようにと、結んでくれた紐。たとえ、それが糸のように細くなって、切れそうになったとしても、俺は絶対に解かないぞ!
…グッとくるだろ?
詠んだのは、朝倉益人(あさくらのますひと)って男だ。
天平勝宝7年(755年)2月23日、上野国(今の群馬県)から、防人として、遠い九州へと旅立つことになった。
彼が故郷を離れる時、愛しい人が、彼の着物の紐を結んでくれた、その時の想いを詠んだものなんだ。
「偲ひにせよ」ってのは、「忘れないでね」って意味だ。
つまり、愛しい人は、遠く離れていても、この紐を見るたびに、自分のことを思い出してほしい、そう願って、紐を結んでくれたんだな。
「糸になるとも」ってのは、比喩表現だ。
時間が経って、紐がボロボロになって、今にも切れそうになっても、ってことだ。
それくらい、長い間、離れ離れになるってこと、その間、ずっと相手を想い続けるってことを、この短い言葉で表現してるんだ。
最後の「我は解かじとよ」は、強い決意を表してる。
「絶対に解かない」って、二度とこの紐を解かないってことは、つまり、二度と愛しい人と離れない、いつか必ず再会する、って強い意志の表れなんだ。
この歌、マジでヤバくね?
たった31文字の中に、これだけの想いが込められてるんだぜ?
俺たち、現代人には、想像もつかないような、辛い別れを経験した、古代の人々の、心の叫びが、聞こえてくるよな。
しかも、よく見ると、面白いポイントがあるんだ。
まず、この歌は、「上毛野君駿河(かみつけののきみするが)」って人が記録した、防人歌のコレクションの中に含まれてるんだ。
この駿河って人、上野国の役人で、防人たちを送り出す責任者だった。
彼は、防人たちの歌を記録する際に、「拙劣歌者不取載之」って注釈を付けてる。
つまり、「下手くそな歌は、載せねーぞ!」ってことだ。
めちゃくちゃ厳しい選考基準じゃねーか!
でも、この厳しい選考をくぐり抜けて、この朝倉益人の歌は、万葉集に残ったんだ。
つまり、この歌は、当時から、めちゃくちゃレベルの高い歌、人の心を揺さぶる歌、として認められていたってことだ。
マジで、朝倉益人、ハンパねぇな!
この歌から、俺たちが学べることは、たくさんあると思うんだ。
まず、言葉の力って、スゲーってこと。
たった31文字で、これだけの感情を表現できるんだぜ?
俺たちも、言葉を大切に、自分の想いを、しっかりと伝える努力をしなきゃダメだよな。
それから、愛の力って、マジで最強ってこと。
どんなに辛い状況でも、愛する人がいれば、乗り越えられる。
遠く離れていても、相手を想う気持ちが、力になる。
これは、現代でも、全く変わらない真実だよな。
何よりも、この歌は、俺たちに、勇気を与えてくれる。
どんなに辛いことがあっても、絶対に諦めない。
愛する人を、故郷を、必ず守り抜く。
そんな、防人たちの、熱い魂が、この歌には宿ってるんだ。
だからよ、俺たちも、この寒さなんかに、負けてらんねーよ!
確かに、天気はドSかもしれねぇ。
でもよ、俺たちは、万葉の防人たちから、不屈の精神を受け継いでるんだ。
寒さに震えるんじゃなくて、むしろ、この寒さを、楽しんでやるくらいの、気概が必要なんだよ!
…ってことで、俺からの提案だ。
この寒さを乗り切るための、最強の防寒対策を、いくつか紹介しよう。
まず、基本中の基本は、重ね着だ。
薄手の服を何枚も重ねることで、空気の層を作って、保温効果を高めるんだ。
ユニクロのヒートテックとか、マジでオススメだぜ!
次に、首、手首、足首の、「3つの首」を温めること。
ここは、太い血管が通ってるから、ここを温めると、全身が温まるんだ。
マフラー、手袋、靴下は、必須アイテムだぜ!
で、暖かい飲み物を飲むこと。
とくに、生姜湯とか、マジで最強だ。
生姜には、体を温める効果があるから、内側から、ポカポカになるぜ!
さらに、運動することも、忘れちゃダメだ。
体を動かすことで、血行が良くなって、体温が上がるんだ。
筋トレとか、ジョギングとか、マジでオススメだぜ!
…どうだ?
これだけ対策すれば、寒さなんて、余裕だろ?
俺たちは、万葉の防人たちの魂を受け継ぐ、令和の戦士だ。
どんな困難にも、立ち向かう、不屈の精神を持っている。
この寒さも、俺たちの敵じゃない。
この寒さを、俺たちの強さに変えてやるぜ!
最後に、もう一度、あの歌を、心の中で、叫んでみようぜ!
我が妹子が 偲ひにせよと 付けし紐 糸になるとも 我は解かじとよ
この歌を胸に、俺たちは、どんな寒さも、乗り越えていけるはずだ!
さあ、みんな、準備はいいか?
冬将軍、上等だコラ!
俺たちが、テメェを、打ち負かしてやるぜ!