序章
いにしえの宴と、オレ様センサーの予感
なあ、みんな!よぉーく聞けよ!今日はオレ様が、生成AIとかいうイケてるけど実はミステリアスなテクノロジーの正体について、とっておきの話をぶっ放すぜ!
ちょっと時代を遡るけど、万葉集って知ってるか?学校でちょこっと習ったかもしれないけど、あれ、意外とアゲアゲな時代だったんだぜ?歌とか詠んで、酒飲んで、キャッキャウフフ!マジパーティーピーポーって感じ。
とくに注目して欲しいのは、大伴家持ってナイスガイが詠んだこの歌!
ざっくり訳すと、「山吹の花が満開に咲き誇るみたいに、今この瞬間、目の前のあなたを見ていたい!永遠に!」って感じ? まあ、オレ様にかかれば、「マジ卍!お前と永遠に一緒にいたい!アゲアゲ!」って言ってるのとほぼ一緒だよね(笑)
この歌、宴の席で、偉い人が欠席したから、本来は読むはずじゃなかった歌なんだ。それなのに、家持は心の炎を燃やして歌を捧げてる。まるで今にも爆発しそうな若者のエネルギーって感じじゃない?オレ、こういう熱い魂、マジ大好きだわ。
でだ。この万葉の宴の雰囲気から、オレ様は今日のテーマについてピンときたんだよ。
宴の盛り上がり、そして、家持の言葉。それらの熱狂って、実はちょっとしたイリュージョン、つまり幻想ってことに気が付いたわけ。え?どういうこと?って顔してるな?大丈夫、ちゃんと説明してやるぜ。
第一章
コンピューターもITもイリュージョンだぜ?
生成AIの話の前に、まず根本的なところから整理していくぜ!みんながスマホでゲームしたり、SNSでキャッキャ騒いでるのも、ネットで調べ物したり、宿題のレポートをパパっと作るのも、全部コンピュータとかITとかいう技術のおかげだよな?まあ、それはいいとして…オレ様が言いたいのは、そいつらの正体って実は「電卓」が進化したようなもんなんだってことだ。
コンピュータは、複雑な計算とか、データの処理を爆速でやる機械だ。与えられたプログラム(つまりルール)どおりに、淡々と計算をこなしてるだけ。つまり、めちゃくちゃ真面目な計算係。それだけなんだぜ。
で、その計算結果が、ゲーム画面でアニメキャラが生き生きと動き回ったり、SNSの投稿に共感のコメントがついたりするわけ。あたかもそこに、意思とか感情があるように見せかけてるってこと。まるでイリュージョンだろ?舞台の魔法使いみたいじゃん?
昔は、紙の資料を読んでたのが、今はパソコンの画面を見る。手書きで文字を書いてたのが、キーボードを叩く。確かに便利にはなったけど、結局やってることは、情報のやり取り。情報自体は実態がないんだ。まるで幽霊みたいだと思わない?
みんなも経験あるでしょ?SNSで超絶イケメンが、実は加工アプリで作られた幻想だった、みたいな。ITってさ、それに近い部分があるってオレ様は思ってるんだよ。キラキラしたスマホの画面の向こうは、結局は数字と電気信号の世界ってことだ。
第二章
生成AIのキラキラ演出はヤバくない?
今回オレ様が主役にしたのが生成AIって奴だ。この分野はとくに、オレ様のイリュージョンセンサーがピコピコ反応してる。生成AIは、データをたくさん学習して、文章書いたり、絵描いたり、音楽作ったりする、すごいヤツだって言うけど、結局これも「パターンの再現」に過ぎないんだ。
例えば、名作小説の文章データを学習した生成AIが、いかにもそれっぽい文章を書いたとする。でもそれは、その小説の文章の「構造」とか「言葉の組み合わせ」を真似てるだけ。そこに作家の魂とか、深い哲学とかは、マジでない。表面的なところだけを捉えて、イリュージョンを作り出してるだけなんだ。
さらに、ヤバイのが画像生成AIとかいうやつだ。ゴッホ風の絵画とか、リアルな美女の肖像画とか、一瞬本物かと思うようなものをポンポン作る。でもよぉく見ると、どこか違和感があったりするんだよな。背景がヘンテコだったり、人物の目がなんか怖い感じとかさ。要するに、AIはまだホンモノの芸術を理解してないし、人間の「美しさ」もちゃんと理解してないってこと。
それにさ、生成AIが作ったコンテンツが著作権侵害になったりするケースも問題になってるよな?結局、「誰か」のアイデアや表現を学習して、あたかも「自分」で作ったかのように見せかけるって、すごくずる賢いイリュージョンだと思うんだ。まさに幻惑って感じ?
第三章
万葉の歌とテクノロジーの深層心理
ここでまた、万葉集に戻ってみよう!家持の歌、「山吹の 花の盛りに かくのごと 君を見まくは 千年にもがも」。これって、究極の「目の前の現実を肯定したい」って気持ちの表れだよな?山吹の花も、宴の席のキラキラ感も、全部含めて、今この瞬間が永遠に続いてほしいっていう、人間らしい欲求だよ。
それはテクノロジーに対しても同じことが言えるんじゃないか?オレたち、便利で素晴らしいテクノロジーが、今ここにある現実を肯定してくれる、素晴らしいイリュージョンを見たいんだと思う。まるで花見の宴みたいに。
だけどな、注意しないといけないのは、イリュージョンに完全に呑み込まれて、本当の現実を見失っちゃいけないってこと。家持だって、この歌を詠んだ宴の後には、自分の仕事とか、日常生活に戻ったわけだ。歌が、すべての現実を書き換えるわけじゃない。
つまり、オレたちが生成AIに期待してることも、過信しちゃダメ。AIが作ったものをすべて真実だと思ってたら、それこそ危険極まりない。「すごい!」と感動してるときも、「これ本当に信用できるのか?」っていう、冷静な目線も必要だってこと、分かってくれる?
第四章
テクノロジーとの付き合い方~真実を見抜く力~
オレ様は何も、テクノロジーを全否定したいわけじゃない。生成AIとかITとか、使い方によっては、マジで可能性に満ち溢れた最強アイテムってことも理解してる。だからこそ、その正体をちゃんと見抜いたうえで、有効活用することが重要なんだよ。
オレたちが本当に求めたいものは、イリュージョンの裏側にある「本質」だよ。例えば、AIが作った小説をただ鵜呑みにするんじゃなくて、そこから人間の感情とか、社会の仕組みとか、そういう根本的なところを読み取ろうとする姿勢が大切だと思う。
生成AIで、美しい絵を見せつけられる時代だからこそ、心に響く感動や、人として本当に大切な価値を大切にしたいよな!結局のところ、感動も価値観も、自分の内側から生まれるものなんだ。
オレはね、みんなにも、万葉の時代の宴のような熱狂とともに、現実をしっかりと見据える力を養ってほしいって思ってるんだ。AIとかテクノロジーに振り回されるんじゃなくて、オレたちのイマジネーションでテクノロジーを使いこなし、さらに良い社会を作る!これこそ、令和時代の新しい「アゲアゲ」じゃないかな!
終章
さあ、真実を見極めようぜ!
生成AIも、コンピュータも、ITも、確かにオレたちを熱狂させてくれる。 でも、あくまでそれらは、オレらが「こうありたい」と思うイリュージョンを実現してくれるツールでしかないんだ。
みんなは、ITの便利さを享受しつつ、テクノロジーの本質をちゃんと理解して欲しい!オレ様みたいに、真実を見抜くアゲアゲな視点を持って、テクノロジーを使いこなせ!
これからは、「イリュージョンに踊らされるな!」が、オレたちの合言葉だぜ!
どうだ、分かってくれたか?
おっと、興奮しすぎて時間になったぜ。じゃあな!またアゲアゲな話をするぜ!バイビー!