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異世界転生したら、そこはまさかの万葉歌ワールドだった件 ~紅葉に染まるウヘカタ山でレベル上げ!~

異世界キターーーー!! って、テンション爆上げで目を覚ましたら、そこはまさかの古(いにしえ)の世界。スマホもねぇ、コンビニもねぇ、Wi-Fiなんて言葉すら存在しねぇ! だけどよ、よく見たら景色がヤバい。目の前に広がる山が、まるで燃えるような赤色に染まってんだよ!


そう、俺が転生したのは、あの有名な万葉歌の世界だったんだ。


時は天平8年、場所は対馬の竹敷浦。遣新羅使の一員、小判官こと大蔵麻呂が詠んだ歌があるよな。



竹敷たかしきの 宇敝可多山うへかたやまは 紅の しほの色に なりにけるかも



この歌、マジでエモくない? 「竹敷たかしきのウヘカタ山は、紅色の八重桜みたいに染まってるなぁ」って、大蔵麻呂も感動して歌っちゃったわけだ。わかる、その気持ちめっちゃわかる! だって、目の前の景色が、まさにそのまんまなんだから!


でもな、ただ景色を眺めて感動してるだけじゃ、この異世界で生き残れねぇ。ここは弱肉強食、油断したら即ゲームオーバーの世界だ。だから俺は、このウヘカタ山を拠点に、レベル上げをすることにした。



紅葉ブーストでスキル覚醒!

目指すは最強の万葉戦士!



ウヘカタ山は、ただの絶景スポットじゃねぇ。紅葉には、不思議な力が宿ってるんだ。地元の人たちは、この紅葉の力を「ウヘカタの加護」と呼んで、大切にしてるらしい。


「ウヘカタの加護」は、身体能力を強化したり、隠された才能を引き出したりする効果があるんだとか。マジかよ、それって最強じゃん! 俺は早速、ウヘカタ山に登って、紅葉のシャワーを浴びまくった。


すると、身体中に力がみなぎってくるのを感じた。視力も聴力も、格段にアップしてる。これはイケる! 俺はこの力を利用して、異世界で最強の戦士になることを誓った。


まず手始めに、剣術の修行だ。この時代、剣は最強の武器。ウヘカタ山には、剣術の達人たちが住む隠れ里があるらしい。俺はそこを目指して、山の中を突き進んだ。


道中、魔物にも遭遇した。巨大な猪や、凶暴な狼。でも、今の俺は違う。ウヘカタの加護で強化された身体能力と、紅葉パワーで覚醒した剣術スキルで、魔物たちをバッタバッタとなぎ倒していく。マジで気分爽快!


隠れ里では、厳しい修行が待っていた。師匠は、見た目はヨボヨボのジジイだけど、動きは超人的。俺は、師匠の指導のもと、昼夜問わず剣術の腕を磨いた。


修行は過酷だったけど、ウヘカタ山の美しい景色と、仲間たちの存在が俺を支えてくれた。夜には焚き火を囲んで、酒を酌み交わし、万葉歌を歌い合う。こんな生活も悪くねぇな、って心から思った。



異世界で仲間と築く絆!

目指すは万葉ドリーム!



修行を重ねるうちに、俺にはたくさんの仲間ができた。同じく異世界から転生してきた奴、この世界の住人、元盗賊、落ち武者…。みんな、それぞれに過去や夢を抱えて生きてる。


ある日、仲間の一人が言った。「俺たちは、この世界で何を成し遂げたいんだ?」って。


その言葉が、俺の心に火をつけた。そうだ、俺たちはただ生き残るだけじゃなく、何かを成し遂げなきゃいけない。俺はこの異世界で、新しい時代を築きたい。万葉歌が歌い継がれるような、平和で豊かな世界を。


それからは、仲間たちと力を合わせて、様々な困難に立ち向かった。悪政に苦しむ人々を救ったり、魔物の脅威から村を守ったり。俺たちの活躍は、次第に人々の間で噂になり、ついには国の王様まで耳にするようになった。


王様は、俺たちを城に招き、こう言った。「あなたたちの力と志は、この国に必要だ。どうか、私と共にこの国をより良くしてくれ」って。


俺たちは、王様の言葉に感銘を受けた。俺たちの目指す万葉ドリームは、決して夢物語じゃなかったんだ。



終わりなき冒険、

そして伝説へ



それから数年後、俺たちは王様を支え、国を発展させていった。悪政は無くなり、人々は安心して暮らせるようになった。魔物の脅威も、俺たちの活躍によって大きく減少した。


ウヘカタ山は、今では平和の象徴となっている。人々は、この美しい山を訪れ、紅葉を楽しみ、万葉歌を歌い、平和への祈りを捧げる。


俺の冒険は、まだまだ終わらない。この広大な異世界には、まだまだたくさんの謎とロマンが眠ってる。俺はこれからも仲間たちと共に、この世界を旅し、新しい伝説を刻んでいく。


だからよ、お前らも自分の人生を諦めるな。例えどんな困難にぶつかっても、諦めずに立ち向かえば、きっと道は開ける。俺が、この異世界でそれを証明してみせるぜ!


さぁ、お前らも俺と一緒に、熱く滾(たぎ)る冒険に出かけようぜ! 目指すは、伝説の万葉戦士!

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