おいおいおい、マジかよ。タイムライン、大荒れじゃねーか。Z世代の恋愛観だの、少子化問題だの、老後2000万円問題だの…未来不安で飯三杯イケる勢いだよ、マジで。つーか、こんな混沌とした世の中、俺らはどうやって生きていけばいいんだよ!?
…と、まあ現代人の悩みは尽きないわけだが、ちょっと待ってくれ。タイムスリップして、飛鳥時代、奈良時代あたりを覗いてみねぇか? スマホもネットもねぇ、娯楽は限られてる、おまけに徴兵制度で国境警備に駆り出される…想像つかんレベルのハードモード人生だ。
その中でも特にヤバいのが「防人(さきもり)」。九州の防衛に駆り出された東国の農民たちだ。故郷を離れ、見知らぬ土地で3年間も警備任務…現代で言ったら、タワマン売って地方に移住して、3年間ボランティアで地域活性化活動やってこいレベルの無茶ぶりだ。
しかも、旅費も食費も自腹!家族との別れも永遠の可能性アリ! 今ならSNSで嘆きのツイート100連発、秒で炎上案件だろ。
そんな地獄行き確定みたいな状況で、ブッ飛んだ漢がいた。その名も今奉部与曽布(いままつりべのよそふ)。こいつが詠んだ歌が、もうマジ卍で胸アツなんだ。覚悟完了!戦闘態勢突入!みたいな最強メンタルが、歌からビシバシ伝わってくる。ちょっと見てみろよ、これ。
今日よりは返り見なくて大君の醜の御楯と出で立つ我れは
けふよりは かへりみなくて おほきみの しこのみたてと いでたつわれは
現代語訳すると、こんな感じだ。
「今日から俺はもう後ろを振り返らねぇ。天皇陛下の盾となって、国を守るために旅立つぜ!」
…どうだ? 痺れねぇか? この潔さ! この覚悟!
この歌が詠まれたのは、天平勝宝7年2月14日。そう、バレンタインデーだ。今でこそ恋人たちがチョコを贈り合う日だが、与曽布にとっては国境越えの日。チョコよりも盾を選んだ漢、それが与曽布だ。しかも、故郷は下野国(今の栃木県あたり)。まさか栃木から九州まで徒歩で移動…考えただけでゾッとするわ。
当時、防人に選ばれるのはマジで地獄の始まりだったらしい。家族との別れは永遠になるかもしれないし、過酷な任務で命を落とす可能性も高かった。下手したら食料も尽きて餓死…マジでシャレにならん。現代のブラック企業なんて目じゃないレベルだ。
そんな状況でも、与曽布は一切ネガティブな言葉を発しない。むしろ、「もう後ろは振り返らねぇ!」と最強メンタルを炸裂させている。これぞまさに、漢の生き様!
現代社会は情報過多で、不安要素も山ほどある。SNSで他人のキラキラした生活を見て、自己肯定感が地の底に落ちることもあるだろう。将来への不安で眠れない夜もあるだろう。
でも、そんな時こそ、与曽布のこの歌を思い出してほしい。「今日よりは返り見なくて」…過去にとらわれるな、未来を見据えろ! 自分の信念を貫き通す覚悟を持て! そう言われている気がしないか?
それに比べて、今の俺らは… ちょっと何かあったらすぐグチグチ文句言って、責任転嫁して、逃げることばかり考えて… マジで情けねぇ!
与曽布はスマホもネットも無い時代に、己の肉体と精神力だけで過酷な運命に立ち向かっていった。俺らだって、現代社会の荒波を乗り越えるためのメンタルタフネスを身につけなきゃいけねぇ。
与曽布の歌は、1300年以上も前のものだけど、現代社会を生きる俺らにも響くものがある。不安で押しつぶされそうな時、逃げ出したくなった時、この歌を思い出して、心の炎を再点火させようぜ!
今の時代、自己肯定感だとか、メンタルヘルスだとか、いろいろ言われてるけど、結局大事なのは、自分の信念を貫く覚悟と行動力だ。与曽布みたいに「今日よりは返り見なくて」と、前だけを見て突き進んでいく強さを手に入れよう。
そうすれば、どんな困難だって乗り越えられる。どんな逆境だって跳ね返せる。
…つーわけで、俺も今日から心を入れ替えて、最強メンタルで生きていくことを誓う! まずは目の前のタスクから片付けていくか! よっしゃ、気合入れていくぞー!
…っと、ここまで熱く語っちまったけど、実はこの与曽布の歌、選者である田口大戸には「拙劣歌者」としてボツにされちゃったらしい… おいおい、マジかよ! 散々持ち上げといて、これかよ!
…ま、まあ、それでも与曽布の熱い想いは、1300年の時を超えて俺らの心に届いてるから、いいよな! そうだよな! …うん、きっとそうだ!
とにかく、現代社会で戦う俺らに必要なのは、与曽布の最強メンタル! 「今日よりは返り見なくて」…この言葉を胸に、今日も一日、全力で生きていこうぜ! アゲアゲで行くぞー!