おいおい、マジかよ。タイムスリップでもしちまったのか?令和のこの世に、古代から電波届いてんじゃん。万葉集ってやつな。大伯皇女(おおのおおしひめみこ)が詠んだ歌だ。アノ歌だよ、アノ。弟の大津皇子(おおつのみこ)が伊勢神宮から都に呼び戻された時のヤツ。
知ってるだろ?この話、ガチでヘビーなやつなんだよ。大津皇子、謀反の疑いをかけられて、死刑になっちまったんだ。ヤベェ話だろ。姉の大伯皇女は、弟を心配して、伊勢神宮に見送りに行ったってわけ。その時の心情を歌にしたのが、この歌なんだ。
「わが背子を大和へ遣るとさ夜更けて暁露に我れ立ち濡れし」
現代語訳風にしてみれば、「私の愛しい人を大和に送るとき、夜が更けて暁の露に私は立ち尽くして濡れてしまった」みたいな感じだな。
なんか、ロマンチックに聞こえるかもしんないけどさ、マジで胸が締め付けられる歌なんだよ。露に濡れたってのは、単に夜露に濡れたってだけじゃねぇ。姉の深い悲しみ、不安、絶望…そういった全ての感情が、露っていう形で表現されてんだ。
当時の状況を想像してみろよ。夜明け前の薄暗い中で、愛する弟を見送る姉。もう二度と会えないかもしれないっていう恐怖。それを知ってて、見送らなきゃいけない姉の気持ち…わかるか?マジで辛いって。
しかも、大津皇子ってイケメン皇子で有名だったんだぜ。頭もキレキレで、将来を嘱望されてたスーパースター。そんな弟が、政治の陰謀に巻き込まれて、理不尽に命を奪われる…姉としては、たまんねぇだろ。
今の時代と比べてみろよ。LINEで連絡とれるし、新幹線でピューンと会いに行ける。簡単に繋がれる時代だからこそ、この歌の重みが余計に響くんだよな。
大津皇子が謀反を企てたっていう証拠は何もない。ただの濡れ衣だって説が濃厚なんだ。権力争いの犠牲になったってわけだ。現代社会でもさ、理不尽な出来事ってあるだろ?パワハラとか、いじめとか。そういうのに苦しんでる人たちが、この歌に共感するのもわかる気がする。
大伯皇女の悲しみは、1300年の時を超えて、現代の俺たちにも伝わってくる。この歌は、単なる歴史の記録じゃなくて、人間の普遍的な感情を表現した芸術作品なんだよ。
「さ夜更けて」って部分、なんかエモくね?夜が更けるってことは、別れの時が刻一刻と近づいてるって意味だろ。時間っていうのは残酷だよな。楽しい時間はあっという間なのに、辛い時間は長く感じる。大伯皇女にとって、その夜は永遠に続くように感じられたんじゃないか。
「暁露に我れ立ち濡れし」の部分も、深読みできるよな。露ってのは、儚いものの象徴でもある。大津皇子の命も、露のように儚く消えてしまった。そして、姉の涙も、露のように流れたんだろう。
現代の恋愛に当てはめて考えてみても、この歌は響くよな。遠距離恋愛で、恋人と別れる時とかさ。もう二度と会えないかもしれないって不安…共感できるヤツ、いるだろ?
大伯皇女は、歌人としても有名だった。弟への愛と悲しみを、たった31文字に凝縮して表現したんだ。この表現力、マジ卍だな。
この歌を現代風のリズムに乗せてアレンジしたら、めっちゃエモい曲ができそうだよな。HIPHOPでもバラードでも、どんなジャンルでもいけると思う。誰か作ってくれねぇかな。
最後に、一つだけ言わせてくれ。歴史ってのは、単なる過去の出来事じゃない。現代の俺たちにも繋がる、生きた物語なんだ。大津皇子と大伯皇女の悲劇は、決して忘れてはいけない。歴史から学び、より良い未来を作っていくのが、俺たちの責任なんだよ。
そう思わないか?
…なんか、熱く語りすぎちまったか? まぁ、いいか。古代のロマンを感じてくれりゃ、それでいい。
じゃ、またな!