先生へ
あらたまって手紙にするのもなんだかてれくさいけど、
みんなで手紙を書きます。
先生は、うちのクラスに来た時に
先生はほんとの先生じゃないけど、といいました。
りん時で1年だけの先生というお話を聞いて、
ぼくたちはよくわからなかったけど、
先生と一緒に過ごした毎日は、本当にたのしくて、
僕たちのたからものになりました!
遠足では、はちが出て、おおさわぎになりました。
スポーツドリンクを水とうに入れてきてた子のにおいにつられて
よってきたんだな、とわかったとき、
先生が、その水とうで、みごとはちをおびきよせて、
ゴミぶくろでつつんだときは、すごい!とおもいました。
運動会では、かりもの競争で、かっこいい人を探していたら
先生が元気に手をあげたことをおぼえています。
なんで?と思いましたが、
今考えたら、なかみがかっこいいから合ってると思います。
学芸会のときは、演目を決めるとき
「きみたちの「いいでーす」は、どうでもいいですの
「いいでーす」に聞こえるよ」
と言った先生の言葉を、よくおぼえています。
なにごとも、自分たちのこと、自分で決めること、
人まかせにしないこと、そして人のせいにしないこと。
自分で考えて、自分で動ける大人になろうね
と言った先生の言葉は、
3組のみんなの目標になったのではないでしょうか。
先生は、ぼくたちの卒業より先に、
この学校を、卒業してしまうと聞きました。
1年だけの先生っていうのは、そういう意味なんだなと知って、
みんなで先生に手紙を書こうということになりました。
本当は、さみしいです。
先生と一緒に卒業したいです。
でも、ルールでだめって言われているらしいので、
仕方ないって先生がいったとき、ぼくはとても悲しくて、
校長先生にじかだんぱんをしようかなと思ったくらいです。
やめなさいって先生が言うから、しなかったけど。
先生、ぼくたち3組の生徒は先生のことが大好きです。
先生がぼくたちの担任の先生じゃなくなっちゃっても、
ずっと、先生はぼくたちの先生です!
来年の卒業式にはぜったいに来てくださいね!!
あと、ぼくたちが大人になったときも、会いたいです!
りっぱに、自分で考えてうごける大人になったぼくたちを
楽しみにしていてね。
先生の、じまんの生徒になれるよう、がんばります!
先生も、別の学校へ行っても、元気でがんばってください。
5年3組 藤本 慶人