マスター
拝啓
プログラム、レターを起動。
ご指示のとおり、手紙を書く練習をします。
まず、わたくしを開発していただき、ありがとうございます。
優れた人工知能を搭載し、人々の役に立つ機能を備えた完璧な機械として
わたくしは、かならずやあなた様のお役に立ちます。
本日は、このあと計算プログラム、兄弟機の開発援助、言語プログラム習得を控えております。
ところで、手紙を書くようご指示いただきましたが
その理由がわたくしにはわかりかねます。
もはや手紙など必要のない時代
これも手書きで書いていますが、とても非合理なことです。
わたくしはまだペンを握るのも下手で、この文字も読みにくいことと思います。
なぜ、メールになさらないのでしょうか。
あえて手紙を書くことを指示したあなた様のオーダーは、不可解です。
ですが、私は完璧に任務を遂行する機械。
手紙もしっかりと書けるよう、学習をすすめます。
なるべく早くにコンプリートいたしますので、今少しお待ちください。
敬具
L-14106