「よし、今日はNTRプレイの第二弾だよ」
「よしじゃないよ!?」
今日もご両親と未央ちゃんは、来春から小学校に入学する未央ちゃんのためにランドセルを買いに行かれてるから、まーちゃんの部屋には僕達二人きりだからって!(説明台詞)
「まあまあ、退屈しない人生を送るためには適度な刺激は必要だよともくん」
そう言うなりまーちゃんは、ベッドに腰掛けて僕に右隣に座るよう促す。
正直僕としては、まーちゃんと一緒にいるだけで毎日が十二分に刺激的だから、これ以上の刺激はオーバードーズなんじゃないかと思うんだけど……。
いわんやNTRプレイをや。
まあ、とりあえず隣には座るけれども(座るのかよ)。
「じゃあ今回は、ともくんがNTRする側ね。前回同様、私とともくんは幼馴染っていう設定で、ともくんは私の彼氏の
「寝虎礼琉男君!?!?」
それ前回の寝虎
兄妹揃ってNTRされちゃうなんて、凄く可哀想!(小並感)
「……久しぶりだね、ともくんがウチに遊びにくるの」
「え? あ、ああ、そうだね」
入りはいつもその台詞からなんだね……。
そもそもいくら幼馴染だからって、彼氏がいる女の子の家に一人で遊びにきてる僕って、やっぱ相当ダメなやつじゃない?
あくまでプレイとはいえ、罪悪感がパない……!
世のNTR男子は、こんなシチュエーションでも平然としているというのか……!
NTR男子のメンタルってチートだね!(迫真)
「きょ、今日は、礼琉男君はいないの?」
「うん、礼琉男君は野球拳同好会の全国大会に行ってるから」
「野球拳同好会の全国大会????」
いやツッコミどころ多いなッ!!
一気に礼琉男君に対する罪悪感が薄れてきたぞ!
よーし、NTRしてやる……!
NTRしてやるぞぉ……!
そもそもまーちゃんと出会ったのは僕のほうが先なんだし、まーちゃんに対する想いも、絶対礼琉男君には負けてないしね!(NTR男子っぽくなってきた)
「……まーちゃん」
「っ! ……ともくん」
僕はそっと、まーちゃんの右手に僕の左手を重ねてみた。
まーちゃんは不安と期待が入り混じったような瞳で、僕を見つめてくる。
ふふふ、何だ、まーちゃんも内心期待してたんじゃないか。
そもそも彼氏がいるのに僕を部屋に招き入れている時点で、さもありなんだよ。
……悪い
――これは、ワカラセてやる必要があるみたいだな(開眼)。
「まーちゃん、僕、実はずっと前からまーちゃんのこと――」
僕は両手をまーちゃんの肩に置き、グッと顔を寄せてみる。
「ダ、ダメだよともくん……。私には、礼琉男君が……」
そう言って目をそらすまーちゃんだが、本気で拒絶しているようには見えない。
――完全に誘ってやがるッ!!
どうしよう、俄然興奮してきたぞ――!
僕は今まで自分のことをなろうの現実世界恋愛主人公だと思ってたけど、どうやら快〇天主人公だったみたいだ(迫真)。
「でもどうしてもまーちゃんのことが好きなんだよッ!! この気持ちだけは、礼琉男君にだって負けない!!」
「と、ともくん……!」
まーちゃんは頬を紅潮させたメスの顔になって、瞳を潤ませている。
ふふふ、堕ちたな――!
「……まーちゃん」
「……ともくん」
まーちゃんは覚悟を決めたように、そっと瞳を閉じた――。
勝った――!
悪いね礼琉男君。
今日からまーちゃんは、僕のものだよ――。
僕はまーちゃんの唇に、自分の唇を――。
「あさいくんあさいくーん。みおのらんどせるみてみてー」
「「――!!!!」」
が、そこへ神懸ったタイミングで、未央ちゃんがピンク色のランドセルを掲げながら入ってきた。
ニャッポリートオオオオオ!!!!
「あっ……(さっし)。これはこれはおじゃましました。みおはたいさんしますので、どうぞごゆっくりー」
「「……」」
みんなもNTRプレイをする際は、ちゃんと部屋の鍵は掛けておこうね!(戒め)