ヒーローは称賛されるもの。憧れ、感謝、安心。
ヴィランは畏怖されるもの。恐怖、拒絶、不安。
周りが彼らに向ける目は、だいたいそんな所だろう。
ならば、逆も成り立つのだろうか?
憧れ、感謝、安心。称賛があれば、ヒーローか?
恐怖、拒絶、不安。畏怖があれば、ヴィランか?
それならば……
「ヒィィィッ!!? 来るなあああ!?」
「ぎゃあああ!! 炎迫ってくるうう?!」
「いやああああ!? ママあああああっ!!!」
どうした、ヴィラン共。
なぜ恐怖する?
なぜ拒絶する?
なぜ不安がる?
なぜ、畏怖する? この俺ヒーローを?
お前達から仕掛けてきたんだろう?
俺を“悪堕ち”させたかったんだろう?
……じゃあ、責任は取らないとなあ?
俺はノリノリになって、剣を握り締めて飛びかかって行った──
☆★☆
「あ、あわ、あわわわわ……」
「“レッド・エッジ!! ” “レッド・フレイム!! ” “レッド・ギフト!! ” “レッド・サークルエッジッ!! ”」
「「「ぎゃあああああっ!?!」」」
「「「グアアああああっ!!?」」」
「「「わああああああっ?!!」」」
拝啓。レッドが止まりません、どうすればいいでしょうか?
答え。諦めましょう。
「って、諦められるかあああああッ!!?」
私は脳内の自問自答の答えに対して、自分でツッコンでいた。
しっかりしなさい私!? 早く対策考えるのよ!!
「とは言ったものの……いや、まじでどうしよう、どうしようこれ!?」
想定外ってレベルじゃないわよ!?
だってここまでレッドが見せた私の知らない戦術って、
・“レッド・フレイム”チャージ中自由行動
・“レッド・エッジ” “レッド・フレイム”同時出し
・“レッド・ギフト”自分対象
・“レッド・ギフト”による、既存技大幅強化
って、ざっと上げただけでもこんだけ種類あるわよ!!
どんだけ手札隠してたのよアイツ!? ふざけんなー!!
「いや、これ、やっぱり私でる!?」
でも、一度指示出しちゃった以上、やっぱりみんなじゃダメです私が出ますなんて、みんなの自己肯定感に影響が出ちゃうかも……ああー!!
私がどうしようか悩んでいる間に、レッドが次の手を撃とうとしているのが見えた──
☆★☆
「アッハッハ!! どうしたよヴィラン共! 手負いのヒーロー1人倒す事すら出来ねえのか、ええ!?」
「レッドテメエええ!!」
「調子のんなぁっ!!」
「誰か止めてえええっ!?」
周りを囲んでいるヴィラン達に挑発しながら、俺は剣と炎を振り回しまくる。
完全にビビったのか、せっかく取り囲んでいるのに直接飛びかかってくるヴィランの数がだんだん少なくなってきた。
これなら……
「もう一回行くぞ!! “レッド・ギフト!! ” “レッド・サークルエッジ!! ”」
「ぎゃあああ!! またあの技だ!!」
「範囲馬鹿でか!? 囲むの意味ねえええ!!」
「お前これ味方いたら絶対巻き込むだろ!! なんであるんだこの技!?」
そんな悲鳴が辺りに広がっている。
そりゃあ、作ったはいいけど、味方いる時逆に使えないから今まで使わなかっただけの技だし。
ふっふっふ、今日は一人だから逆にポンポン撃ち放題だぜ。
それはそうと、取り囲んでいたヴィラン共がまた距離を取り始めた。よし!
「サークルだけじゃねえぞ! 今まで通り、直線も使える!! “レッド・ギフト!! ” そして、“レッド・ハイパーエッジ!! ”」
俺は、取り囲んでいた包囲網の一部に対して、横なぎに剣を奮って炎の衝撃波を出した。
ただし、通常より威力と範囲の強い衝撃波だがな!!
「いやあああっ!! 普通のも強化されてるー!!」
「ちょっとあのギフトってやつずるくない!?」
「簡単に技強化すんな馬鹿やろおおおお!!」
そんな事言っても、強化に一手使ってるから相応に隙はあるんだから、文句言うなよー。
そんなことを思いながら、俺は剣を小型化して仕舞い、両手をフリーにして包囲網に開いた穴に走り込んでいた。
「アッハッハ!! 包囲完全に崩壊しちゃったなあ!!」
「やばい、脱出される!! 埋めろ、埋めろ!!」
「なんで剣仕舞った!? とにかくチャンス!!」
「いや待て、なんかアイツの両手に火の玉二つある!!」
「ええ!?」
そう、フリーになった俺の両手には“火球”がそれぞれ一つずつチャージされていた。
そりゃあ、片手だけでチャージ出来るなら、“両手でそれぞれチャージ”も出来るよなあ!!
包囲網開いたから、4秒間稼ぐのは十分だったぜ!
「新技、“レッド・ツインフレイム!! ”」
「今度は炎が二つ!? うぎゃあああ!!」
「ちょっとこれ、片方剣より取り回し良くない!?」
「あ、コイツ回転し始めた!?」
「アッハッハ!! ほーれ、炎のメリーゴーランドーッ!!」
「「「ぎゃああああああッ??!!!」」」
俺は両手から火炎放射状に攻撃しながら、その場で両腕伸ばして回転して周囲一帯に炎を撒き散らしていた。
これ、エッジより攻撃の持続時間が長い上に、“放射中にも自由に動ける”ようになったから、範囲が一気に広がって敵が燃える燃える♪
ある意味、イエローの鞭状の攻撃に近いな。
あっちと違って、こっちは実態の無い炎の鞭だけど。
「よっし、包囲網脱出!!」
「あーっ!!?」
「関係ねえ、どうせもう囲んでもほとんど意味なかったんだ!!」
「こうなったら、真正面から飛びかかり続けろー!! 流石に連続して技は放ち続けられないだろ!!」
「んー? 出来ないことは無いけど……」
敵がもう真っ正面からしか来ないなら、片手ずつ“レッド・フレイム”のチャージと放射をループして繰り返していけば、火炎放射が途切れずにずっと放射し続けられる。
しかしまあ、これは流石に疲れるし、何より“レッド・フレイム”単発火力だと、流石に無茶をしてきた敵が突破してくる恐れもある。
んー……じゃあ、やっぱあれ試すかあ。ちょっと気は進まないけど。
「“レッド・ギフト!! ”」
「またあの強化だ!?」
「大丈夫だ、まだ剣を出してねえ!!」
「え、じゃあなんでギフトしたの?」
「それは、こうするためさッ!!」
俺はそう言って、ギフトのエネルギーを持った左手を、自身の“右腕”に与えた。
俺の右腕が、真っ赤に燃える!!
「嘘だろ!?」
「あれ武器だけじゃ無いの!?」
「やっべえ、止めろおおおッ!??」
「もう遅えんだよッ!! 新技ぁッ!! “レッド・メガフレイムゥウウウッ!! ”」
そして俺は、右腕からゴウッ!! と、これまでとは比較になら無いほどの巨大な炎を放出した!!
超高火力の炎、それが一瞬じゃなく持続だ!!
「「「「「うがあああああああッ!!?!」」」」」
「あっぶねえ、避けれたぁっ!!?」
「こっちはギリギリ当たらなかった!!」
「残った奴らだけで、突っ込め……」
「逃すわけ、ねえだろうがあああ!! なぎはらえええええええええッ!!!!!」
その雄叫びとともに、俺は右腕を大きく目の前を薙ぎ払うように振った!!
それに合わせて、炎の射出も大きくしなるように動いていく!!
「嘘だろっ!!!?」
「「「「いぎゃあああああぁぁぁッッッ??!!!」」」」
「全員、燃えろおおおおおおぉぉぉぉぉっっっ!!!!!」
その掛け声とともに、戦場の全てが炎に包まれ。
あたりは、激しい土埃に包まれた……
☆★☆
「ゲホっ、ゴホッ! め、めちゃくちゃじゃない……っ!!」
砂埃に咳き込みながら、私は辺りを見渡す。
完全に辺り一体、全てレッドの炎で薙ぎ払われたため、見える部分が無いほどの砂埃だらけとなっていた。
「確か、レッドの炎は直接の“延焼能力は無い”って言っても、これは……」
いくら人間を直接燃やせない炎と言っても、余波だけでとんでもない被害だ。
ここが元々何も無い更地でなかったら、もっと被害は酷くなっていただろう。
「みんなは無事かしら、それにレッドは何処に……」
「──ここにいるけど?」
チャキッ
「っ!?」
直後、私の首元に、“レッドの剣の刃”が添えられた。
気付いたら、私の背後に回っていたのだ。
「さて、両手を上げてもらおうか」
「まさか、いつの間に……!!」
「ゲッホゴッホ!! ティアー様ー!!」
「あーっ?! レッドがティアー様を襲ってる!?」
「何ぃっ?!!」
「さあっ!! テメエらのリーダーはこの通りだ!! 離して欲しかったら、大人しく撤退しろ!!」
「いや、脅迫っ?!」
「嘘だろレッドテメエぇ!?」
「それが正義のやることか!?」
「卑怯!! あれだけ暴れたのに、めっちゃ卑怯!!」
砂煙が晴れてきて、姿が見えてきた私の同僚達から、そんな批判が溢れ出す。
そりゃあそうだろう。到底ヒーローとは思えない所業だ。
「言ったはずだ! 卑怯も何も無いって! フハハ、さあ全員帰らないと、お前らのリーダー傷つくぞ〜!」
「「「ふざけんな!? ティアー様離せーっ!!」」」
「レッド……私もみんなに同感よ。あれだけ暴れまくって、結局人質ってどうなのよ……」
「この方が丸く収まるだろ? 意外とまだまだやれそうな人材が多そうだし、これ以上はお互いメンドイだろ。ここで素直に引いてくれるなら、俺も追わねえし。……ここからは、俺も手加減出来そうにないしな」
私の言葉に、レッドは軽口を叩くようにそう言った。
……続けて言った言葉に、レッドの微かな本音が混ざったように聞こえて。
「で、どうする?」
「…………フウっ」
──ここから、やれないことは、無い。
私だったら、レッドのこの見た目だけの脅迫の刃なんて、簡単に躱せて対処出来る。
……けれど、今日の作戦行動としては、赤点もいい所。
仕方ない、か……
「──みんな、撤退!」
『『『ティアー様!!』』』
「ごめんみんな!! これ完全に私の作戦ミス! レッドのこと舐めてた! 素直に引きましょう!」
「そんなー!!」
「そうです、それでいいです!!」
「了解ですー!!」
「お疲れ様でーす!!」
「レッド、テメエ今度覚えてろ!!」
「リベンジしてやるー!!」
そう言って、周りの同僚達が散り散りに去っていく。
それをレッドは追わず、私に刃を向けたまま静かに見送り、ほとんど去ったのを確認すると刃を落としてくれた。
「ふう。サンキューな、正直俺も暴れられて今日はスッキリしたわ。お前も帰っていいぞー」
「軽いわね……それじゃあ、ありがたく私も逃げさせてもらうわ。……今度会った時、覚悟しておきなさい」
そうして、私はレッドの横を通り過ぎるように去っていこうとした。
あ、そうそう。
「……それはそれとして、“その手、ちゃんと治療しておきなさい”」
「……ああ。忠告感謝な」
「ええ、それじゃあね」
そう言って、私はその場から去っていった。
…………そして、急いで手頃な着替える場所を探しにいく。
バレないように、不自然じゃ無いように……!!
☆★☆
「────ああ〜、つっっっかれたぁ〜〜〜〜ッ!!!」
俺はコバルト・ティアーを見送った後、その場に背中からドサッと倒れた。
いや、マジで疲れた……“レッド・ギフト”今日だけで何回使った? あれすっごい疲れんだよもお〜〜っ。
『お疲れ〜! いやー、一人でもよく頑張ってくれたよ、レッド〜』
「おう、このクソ長官。よくも作戦バラしてくれたな、ええ?」
『勝ったんだし、いいじゃないか別に〜。あれで敵の同情も誘えたんだから、最初の攻防に余裕が出来たんだよ〜?』
「っは、どうだか……」
まあ、長官のいう事にも一理あるかもしれないけど、結局大変苦労したことには変わりが無い。
あー、今日はもう家帰って、シャワー浴びて寝てーえ。
『……それにしても、全員帰しちゃったのはちょっといただけないな〜。倒した分くらい、確保して捕まえたかったのに〜』
「無茶言うな。アイツらの結束力甘く見るな、そんな事したら本当に死に物狂いで襲いかかってくるでしょうがアイツら」
『君なら余裕だったでしょ〜』
「無理無理、もう疲れましたー」
そう、【カオス・ワールド】の特徴の一つとして、仲間の結束力が高い事。
それすなわち、仲間を見捨てないことと同義だ。
仲間が捕まりそうになった時は、進行中の作戦捨ててでも救助を優先するような、悪の組織にしては甘い集団だ。
しかしだからこそ、その虎の尾を踏んだ時の爆発力は無視できないものがある。
今回は俺一人だったし、これ以上無理はしたく無い。
──そもそも、ティアーブルーと今日これ以上やり合うメリットも、全然無いし。
どっちが勝っても、負けても。だから、今日はこれでもういい。
「さて、と。長官、悪いけど今日はこのまま帰るわ。俺もう疲れたし」
『了解。お疲れ様〜』
そう言って、長官との通信を切った。
俺はゆっくりその場を去って、念のためどこか適当な場所で変身を解除して、そのまま帰宅し始めた……
☆★☆
「いつつ……あー、めっちゃ手が痛え。やっぱ、ちょっと無理しすぎちゃったかなあ……」
俺は帰りのコースである途中の公園の中を通りながら、自身の右手を見つめてそう呟いた。
やっぱ生身に“レッド・ギフト”は流石に初挑戦過ぎたか……
事前に練習はしていたけど、その時も手に違和感あったのに、実戦で使ったのは初めてだったしなあ……
今日は大人しく帰ろう、そう思って歩いていると……
「──あ、レッ……聖夜! 奇遇ね!!」
「ん、ああ。涙るい」
ふと、目の前からブルー……涙るいが歩いてきていた。
……いや、こいつ……
「いやー、ちょっと有給の用事を済ませたばかりなんだけど、こんなところで会うなんて奇遇ねー!」
「お前……いや、まあ、うん。そうだな」
めっちゃ白々しい演技をする涙るいに対して、俺は何か言おうと思ったがやっぱり何も言わないことにした。
あれで本気で騙せていると思ったなら、そのまんまにしといてあげた方が良さそうだったし……
それに、予想と違って思ったよりちゃんと認識阻害しているようなのも分かったから、俺から穿り返すこともないだろう。
「そ、それはそれとして……どうしたのよ、その腕!!」
「ん、ああ。ちょっと、新技で少々……」
原因、お前のところの部下達だがな。
そんな言葉は、ギリ飲み込めた。
「もう! ちょっとそこのベンチに座って!!」
「お、おい!!」
──そうして数分後。
涙るいに右腕に包帯を巻かれている自分がいた。
「たまたま、そうたまたま救急箱買っていて良かったわー」
「へえー、良かったなー」
もうここまで大根役者だと、どこまでいくのか逆に気になってきたな……
俺は包帯をぐるぐる巻かれながら、そんなことを思っていた。
「ん〜っと……よし、これで完了!」
「お、サンキュー」
「もう、無理しないでねー」
「んー、場合による」
「もー」
そうして、俺は涙るいに包帯をしっかり巻かれ、右腕の手当が終わった。
……まあ。今日のところはこれでいっか。
俺は涙るい……ティアーに対して、そう思っていた。
「…………」
「どうしたの、レッ……聖夜」
「──なあ。ヴィランってなんでいると思う?」
「へっ?」
俺はふと、涙るいにそんなことを聞いていた。
「俺にとってヴィランは、選ばれなかったもの……社会に不満を持ち、それを爆発させた奴らのことだ。お前はどうだ? 同じ考えか?」
「……急にどうしたの?」
「いや、ちょっと考えたくなってな」
「……へえ、ふ〜ん」
そう言うと、ブルーはちょっとニヤッとした笑いでこっちを見つめてきていた。
なんだよ、“悪堕ち”しそうと思って嬉しそうなのか?
「……まあ、特に考えが無いならそれでもいいが……」
「──私にとって、ヴィランってね。“夢を叶えたい人達”だと思うのよ」
「……え?」
その言葉に、俺は一瞬呆けた。
あまりにも、予想外な言葉だったから。
「自分のなりたい姿。やりたい事。達成したい事。そんな目標が様々で、少しでもそれに近づきたいと、足掻きたい人達……そんな自分の夢を叶えたい、そんな人達がヴィランをやってると思ってる」
「…………」
夢、か……
その言葉を、俺は噛み締めるように感じ入って……
「……なーんて、ちょっとロマンチック過ぎたかしら! ごめんね、ヒーローがこんな事言っちゃダメなんだろうけど、ふとそう思っちゃって……」
「いや、いいよ。ちょっと考えが広がって、感心した」
「聖夜……」
「──それに、どのみち社会に迷惑掛けてることには変わりないから、倒すことに変わりないし」
「聖夜くん?」
うん、やることは結局変わらないな、うん。
「……え、じゃあなんで聞いたの、ねえ?」
ブルーが顔を引きつった状態でそう聞いて来た。
期待してた流れと違ったからか、ガッカリしてるのだろうか。
「ちょっとヴィランについて考えたくなったからかな。それに……」
「……それに?」
「もし本当に、涙るいの言ってるそんな考えでヴィランをやってる奴がいるのなら……」
俺は空を見上げて、一言。
「──そいつと戦うのは、すっごく楽しいだろうな!!」
俺は、今日一番の笑顔で、そう言えた。
「……ふふ。もう、聖夜ったら」
「なんだよ、ヒーローが戦いを楽しんじゃダメってか?」
「違うわよ……でも、そうね。そんな人がいたら、すっごい楽しいわよね!」
「ああ。……んじゃあ、帰るかー」
「あ、ちょっとスタバ寄ってかない? 美味しそうな新作ドリンクが出てるんだー」
「俺、一応怪我人なんだけどー」
そんなことを言いながら、俺は涙るいと公園の道を歩いて行った──
☆★☆
──そして、その夜。
『みんな〜!! 【カオス・ワールド】の幹部、“コバルト・ティアー”の“簡単、よく分かるヒーロー対策”の時間がはーじまーるよー!!』
:ティアー様ー!
:今日は惜しかったですねー!!
:今度またリベンジしましょうねー!!
やっぱりまた配信が始まっていた。今日のあの後で。
負けたにもかかわらず、変わらない笑顔がそこにあって。
……うん。
やっぱりブルーが、悪の女幹部として配信してるんだけど、どうすれば良いと思う?
★
23歳
175cm
黒髪
中立・善
男
主人公
【ジャスティス戦隊】のレッド。
大暴れ出来て満足。
新技、計4つも隠し持っていた。
……実はあと、2つ隠し持ってたりする。
それ以外は一応今回で出し切った。これから成長しないとも言ってないが。
“レッド・ギフト”が可能性の塊過ぎて、自分で開発したのにちょっとビビっている。
★
22歳
168cm
青髪
混沌・善
女
【ジャスティス戦隊】のブルー。
兼、【カオス・ワールド】の幹部、“コバルト・ティアー”。
組織として完全に作戦負け。
自身が戦えばまだ逆転は出来たが、悪の組織のリーダーとしては完全敗北を受け入れた。
もの凄く悔しいとともに、実はもの凄くレッドの新戦術のお披露目に興奮していたりする。
なんやかんや同僚のみんなも楽しめたので今回は良し。
絶対レッドを“悪堕ち”させてやるんだからー!!
★
28歳
167cm
くすんだ金髪
秩序・善
女
【ジャスティス戦隊】の長官。
白衣でぼさぼさ髪をしている。
戦隊がヴィランと戦った後の、後始末を指示する。
倒したヴィランがいるのなら、そいつを捕まえて警察に引き渡したりしている。
敵の持ってる装備の解析なども担当してたりと、なんでもござれ。
ヒーローに期待するあまり無茶ぶりなどもよくするが、失敗したりしてもそれはそれでと叱らない甘いタイプ。