美しい言葉は眺めているだけでも心が洗われるように思えます。心が荒れた時に触れてみたくなる作品です。

感情がとても繊細に、そして前向きに描かれていて、読んでて心に希望が持てました。

詩の情景を思い浮かべながら読み、一瞬ですが、時間が止まりました。そして、時間はゆっくりと結びの言葉へと流れていきました。それは、蕾が花に姿を変える流れに感じられます。一つ一つの言葉が、緩急をつけて花を咲かせていく、しかし時には、散り際のような言葉の余韻も感じさせてくれます。