朝日が起きると共に
木漏れ陽のスープを煮る
春に集めた木漏れ陽と
神聖な朝露澄み渡る庭で摘んだ香草と
ジンジャーとミルクのスープ
じんわりあたたかい
一匙掬えば心の楽園
心が元気ない時は
“スープ屋エデン”へ
「スープであなたの人生を星空に。僕は君の人生に興味なんてないけどね? 僕の美しい花嫁が悲しい顔するから、ね」
白銀の髪の青年は美しい悪夢のように微笑む
今宵もスープ屋エデン開幕