セピア色の壁に貼られたカレンダー
数字の海が広がる
数字の水槽のようで頭痛を覚える
数字を眺めていると
できなかった
馬鹿にされた
苦々しい記憶で塗り潰されてしまう
それだけじゃないのに
それだけじゃないはず
もういいだろう
苦しむには大人すぎた
あの日々は深い深い海に鎮めてしまえばいい
今生きている理由がなければ
この足は一生ゼロのままなんだ