目次
ブックマーク
応援する
1
コメント
シェア
通報

✿綴じられた手紙

春夏秋冬。


君と季節を巡った。


花の海が広がり、花が終焉を迎え。


季節の落とし物が降る、六花を越えて。


君とささいなことでケンカしなければ――時の足音は、止むことを知らない。


それでもいつかまた――そう夢を見ずにはいられない。



開けない君との手紙は、いばらの森の向こう。




この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?