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✿零れて溺れて足掻いて

なにも手がつかなくなって

宵闇の中沈んでゆく


迷い進んだ時の森

出口は遠ざかり逃げていく

誰かのせいにするしか

自分を守る術は知らなかった


ねえいつかまた、

陽に包まれることを許されるのなら


今度はきっとうまくやってみせるから


だからお願い――その手をとらせてくれないか



ひとりはこわくて息詰まるんだ




だから今度はきっと――ふたりで



ふたりでいこう



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