まだ誰も知らない物語――
始まりの色は、美しい夜明け色
いくつもの季節を巡り
いくつもの夢を越え
君へとたどり着く
君は雪解けのあとの春のように
笑顔がほころんだ
君から、まだ見ぬ君へ
まるで奇跡のように夢は煌めいて
一冊の本に巡り会うのは奇跡にも等しい