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✿ひびわれた夢の残骸

追いかけた夢は物語だった


あの頃は夢中で


ただ無知だった



大人になればなるほど増えていく

数えきれない後悔の屍

夢見たのは足枷のない自由の楽園



くだらない夢だと嘲笑ったのは

――自分だった



腐った瞳ではもう世界をみることはできない

望んだのは小さな書斎

物語があふれる幸せ




望んだのは、なんだったか




夢を見続けるのはそれ相応の覚悟と対価がいる


現実を変えるには痛みが必要だ


それでも夢へ手を伸ばすのをやめない


それだけは絶対に





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