ここは霧雨の森
――最果ての森
続く小道は幻惑
ここは深い深いドワーフの森
原初の森
誰も知らない
誰も見たことはない
珍しい植物の宝庫
時折聴こえくるのはドワーフに伝わる歌
雨の降る日に耳をすませば……ほら聴こえてくるでしょう? 雨に紛れて、陽気で燦々とした歌声が