独り彷徨い漂う
何処にも還ることもできなくて
独り
ひとり
ヒトリ…………
もし、何処かへ還ることができるのならば
できたならば、夜の箱庭から目覚めさせて
夜明けの箱庭へと導いて
独りは砂漠の果てを彷徨うよう
独りは永遠の永遠