「わっ、はははっ。やっと儂の封印が解かれたぞ! これからは儂の思うがままだー! 儂の時代がやってきたー! この国の国民達よ、覚悟していろー! 儂は生前のように好きなだけ暴れてやるからなー! 特に今のこの儂の身体は若かりし頃の身体だー! だからあの若造、呂布に対しても早々遅れを取る事はない。だから儂は思うがまま暴れ、弁と協に金を貢がせ、この倭の国の高官! 首相と言う者になり、生前のように儂の恐怖政治で人民を強制的に従え奴隷化させてやる。わっ、はははははは~!」
後漢の丞相していた儂が、
そう歓喜の声を上げ、終われば。儂は自分の思いや今後の行動……。そして決意をこの教室と呼ばれる物にいる臣下の者達へと告げると。
「李儒、分かった? 今後は儂の下知の通り動け、よいな?」
儂は転生して女体化……。麗しい少女へと変貌している李儒の顔を自分の目を細め冷たく見詰めながら、儂は重圧ある重たい口調であやつへと下知をだした。
「えっ、あっ、はい……」
儂の心の奥底に眠る
「李儒素直で宜しい……」
儂は自分の眼光から放つ威圧と殺意に怯え震える李儒を褒めてやると。奴を睨み行為を辞めて、怯える乙女化している李儒の麗しい顔と魅惑的な容姿を自分の目尻と口の端──鼻の下を伸ばし、ニヤニヤといやらしく微笑みながら舐めるように観察すれば。
「李儒、今から儂の許へと来い。そして儂にお前の身体を使って奉仕しろ分かったな、李儒?」
儂は麗しいあやつを見ていると性欲が抑えきれなくなってきたのだ。特に今の李儒は儂に怯え、震えているから。それが儂の性欲を更に駆り立て、興奮度を上昇させ抑えきれなくさせるから。
「早く、こちらに来い」と李儒に対して儂は手招きまでして急かすと。
「そこの女! 貴様は樊稠なのか?」
儂はこちらの様子を困惑した表情で見詰めていた髪を茶色にした短い少女に、家臣の匂いと、英霊持ち独特の光を感じたから尋ねてみた。
「えっ! 何でわかったの、仲穎先輩?」
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