「あっ、ははは」
「誰が許すか、仲穎の事を」
「お前、今張繡達を殴り、蹴り飛ばしただろうが~?」
「そんな奴を許せると思うか~?」
「俺達はツレを仲穎、お前にやられたんだぞ!」
「だから絶対に許さねぇからなぁ~。仲頴分かったかぁ~?」
「そうだ! 郭汜の言う通りだ!」
「俺も郭汜や牛輔のように許さねぇからな~、分かったか、デブ~?」
だけど牛輔君と李傕君、郭汜君の三人はこの通りでね。僕が身体中が痛いからと嘆願をしても、教室の床で転げ横たわるトド化してクネクネと自分の身体を腕や足で防御しつつ抗い続ける。僕の丸々した体躯を踏み、蹴りを張繡さん達の時のように侮りながら嘲笑いを浮かべつつ続けるから。
「だって張繡さん達が僕の足を引っ掛けて、ひっくり返し。その後僕の身体を蹴ったり、踏んだりするから。その行為が今日だけならば僕も我慢ができたけれど。毎日の事だから耐え切れなくなってしまってついつい切れてしまっただけで~。僕が悪い訳じゃない。張繍さんや他の娘達が悪いんだ~~~!」