第5話 プロローグ(5)
そう自分達が持つ闇のマネーを学園の援助金として賞金にし、英霊達が持つ能力を使用させて学園同士の抗争を再度再開させ、競わせ、気に入った者がいれば、自分達が寄付をしている党の議員へとさせ、また操り、この国を裏から支配をしては楽しんでいるような時代だから。
弱くてハーフな僕は幼馴染達にこれ以上苛められたくないので、生徒会長の御機嫌取りのために。只今、この長安学園の売店へと惣菜パンや菓子パンを購入するために、今日も僕はこの巨躯で「はぁ、はぁ、」と息荒く向かっているのだった。
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