目次
ブックマーク
応援する
いいね!
コメント
シェア
通報
おらおら! 僕は魔王董卓仲穎だ! お前等かかってこいよ! と前世のように肩を振って威張りたいけれど……
かず斉入道
現代ファンタジー現代ダンジョン
2024年10月29日
公開日
1,806文字
連載中
主人公上田仲頴は長安学園の高校二年生なのだが、彼は自身の大きな体躯とハーフと言う事もあり、幼小の頃から幼馴染や同級生達に虐められながら、2100の日本と呼ばれた国のC国の自治区となっている都道府県で暮らしていたのだが。
彼は自分が通う長安学園の理事長姉妹や校長先生と会い、接した事で、自分の過去が何者かを悟り、英霊持ちだと、自分の前世の者……。

それも大変に悪しき者であった後漢の魔王董卓仲頴だと教わるのだが、現世の彼は、完全に幼馴染に牙を折られた可愛い豚ちゃんだから、前世のように荒々しい者、悪しき者にはならずに、毎日虐めに遭う生活を続けていたけれど。
ふとした事で彼の前世である董卓仲頴が目覚めてしまい。彼が通っている学園の他校にも睨みが利くヤンキー達と紛争……。前世のように自分の配下とすれば彼も、自分の学園の生徒達を他校のヤンキー達や県内の不良達から守る自衛団へと入れば。今度は彼は自分の暮らす自治区、県の有権者がおこなっている闇の中華マネーの学園同士の紛争へと、自分の通う学園の援助金を手に入れるために董卓仲頴として他校の英霊持ち達と抗争を始めるのだった。

学園同士の抗争、魔法と剣、戟、肉弾戦による三国志の英霊達のタイマン喧嘩話でございます。




第1話 プロローグ(1)

「仲穎~、早くいってきてぇ~!」

「わかったよ、リちゃん、直ぐに行ってくるね~」


 僕は幼馴染の彼女に今日も昼食を購入してくれと嘆願をされて学園の売店へと向かう。


 それも彼女の財布のお小遣いからではなく、僕の財布のお小遣いからだから。僕は彼女のお財布君……。


 まあ、と呼ばれる情けない男……。彼女は我が校……。長安学園の生徒会長であり、女王様でね。もしも僕が彼女に逆らえば、女王様の取り巻きのスポーツ科のヤンキー兄ちゃんやヤンキー姉ちゃんに僕は何故か? 悪い事すらしていないのに袋叩きに遭い、顔や身体中に痣が出来るくらい虐められてしまう。


 まあ、それぐらい虐められる訳だから、学校の先生へと報告するか? 警察へと報告して傷害事件として取り扱ってもらえば良いのでは? と言う事になるのだが。


 今のこの時代はね、西暦2100年になる日本と呼ばれている国なのだが。この国はね、100年以上も前から近い将来少子高齢化になると言われ、現実になったのだと思う?


コメント(0)
この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?