「きゃ~、凄い!」
「凄いですわ~!」
「生徒会長様は本当に凄いですわね~」
「
「生徒会長様のように異性とお付き合いをすれば。あんな大胆な事でも平然と……」
「そうですね~、貴女の言われる通りで、他人の目があろうとも恋愛物語みたいな大人の振る舞いができるのだから本当に素晴らしい~」
「そうですわね~」
「はい」
「本当ですね」
「何て素晴らしいのでしょうか~」
まあ、前回の話しの続きで御座いますが、
先ほど
そう御二人は周りの雑音のために、お互いの声が小さく聞こえないのか?
御二人は互いの耳まで唇を近づけ、ヒソヒソと嬉しそうに会話をしている優艶な様子を見て、御年頃の
ああ、
彼女、マヤさんでしたけぇ? あの方の御家……。御両親は彼との恋愛を御了承していらっしゃるのだろか? と思うのだ。