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第11話 褐色色した王子様の婚姻話 (3)

 だから楽し思い出しかなく、ガンダーラ三世親父殿の命で、初陣があるから帰国をするようにの下知がきた時は本当に和の国から離れるのが悲しく、涙が零れそうになった。


 でも俺の初陣で下手をやらかし、伯父上や伯母上……。そしてこのイングリッシュ王国でも知名度が高い戦上手の叔父上二人……。叔母上達にも恥をかかす訳にはいかないからと俺は初陣に関わらず、我がインドア帝国の領内にはなるのだが、本国からは海を挟んでいる天然の要塞マド島……。


 そうマド島は海を挟んでいるが為に、歴代の領主は本国に対して反骨心が強く、歴代の皇帝の意に反した行動をとるは、謀反を企むはで、何度も国内紛争を続けてきた領地だった。


 それを俺の親父様が「水軍と陸軍は貸してやるから、ルドア……。お前がマド島を攻略してみろ! あの島を攻略できれば。都督として水軍と島をやるから、お前がマド島を平定をしてみろ!」と、自分自身も出来なかった無理難題を押し付ける下知をしてきた。


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