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第4話 プロローグは海戦の準備(4)

 まあ、彼女には、私達の祖国の女王陛下いわく、生まれながらに持つがあるらしいのです。


 だから私達の祖国の女王陛下……。私達一族の長となる女性なのですが、甥に当たる殿下へと、自分の娘に等しいアイラさまを強引に嫁がせたのだと、祖父に聞きましたから。

 我が祖国の女王陛下はインドア帝国の四男坊に当たる甥の殿下を次期皇帝に就けたいのだと策を練っているみたいで。

 私達がインドア帝国に着いたら、悪しき暗雲が立ち込めているような気がするのですが。

 今の私にはそんなことはどうでもよいこと……。


 そう今から始まる海戦に対して私は集中……。次の策を思案して行動をしないといけませんから。

 私は自分の腕を組み考える人へと変貌してフムフムと思案を始めるのだった。




 ◇◇◇


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