拙作『もう俺の嫁が好きすぎて仕方がありません。ひたすらノロケさせて頂きます。』をご愛読いただき、本当にありがとうございます。
体育祭実行委員会編がやっと終わりました。
恭介と陽葵のイチャラブがない状態で、どれだけ恭介が陽葵と付き合う前の様子を的確に描くことができるか…という、一種の修行に挑戦してみました。
これを詳しく描かないと、次の『工学部の英雄・三上恭介編』を描けない部分が多く、特に牧埜や泰田さんなんて、謎のまま放置するわけにもいきませんし、謎の占い師の坪宮さんも出てきてますしね…。
次回からは、相当に恭介と陽葵が、イチャイチャ状態の話がメインなので、期待していた人には願ってもない展開になります。
前にも話した通り、この物語は凄く長く続きます。
恭介と陽葵はまだ付き合ったばかりですし、これから色々なトラブルに巻き込まれたり、お互いが好きすぎるあまりに、周りを滅茶苦茶に当ててしまったり、色々なことに直面していきます。
あとは現代舳は、ゆっくりとしたスピードですが、章を重ねていく毎に時間軸が徐々に動いていく仕掛けになっています。
自分としては複雑な描き方をしてしまいましたが、最初から誰にも読まれなくても構わないから、長編を作ってみたかった欲があったので、あえて短編小説層や今のライトノベル的な読者層、及びエンタメ的な部分を全部、捨てたような小説になっています。
私は細かい文体や形式などをはじめ、ラブコメはこうあるべき…など、色々な細かいこだわりや、文学系サークルにあるような、なんとも言えぬスパルタ的な批評をされて処刑台にあがるような真似は嫌っているので、型破りな形で書いていることは自分自身で自認しています。
あとこれは余談になりますが…。
物書きさんの中でAI画像の挿絵を入れている方々がいらっしゃいます。
先に言いますが、私はAIを否定する事はないし、私のエゴを他人に押しつけるつもりはありません。
私の作品はAI画像を用いることは絶対にありませんし、無論、この作品も自らの手によって書かれているものだから、誤字脱字や表現が拙くて読みにくい文章を書き綴っている事も多々あります。
AI画像の挿絵については、一次創作をしてる身からしてみれば、個人的に複雑な気持ちでいます。
AI画像は、誰かが描いた絵や写真の断片のような画像をつなぎ合わせて作られているような事が多く、画像クリエイター及び絵描きさんや写真家などの気持ちを考えてみると、それらが断片的であっても無断使用されるような状態になるので複雑な心境を持っています。
また、最近は小説もAIを使った分野が少し見られるようですが、やっぱりこれも、私達のような拙い物書きの文章も何処かで取り込まれている可能性があって、それを考えると気持ちが複雑な部分があります。
だからこそ、私は自分の手で、この物語をしっかりと書いて、人間の作ったものであることを証明するためにも、AI画像などの生成は手を付けずに厳しく自分を戒めている部分があります。
何にしても、この小説は随分と長いこと続くと思うので、完結までの間、皆様にはお付き合い願いたくよろしくお願い申し上げます。