そう董卓閣下の率いる強力な騎馬隊とことを構えるつもりで、この世界へと戟を振るい般若の形相で猪突猛進をしてきたのだが。

　僕達が駄女神さまに「お前？」、「妹よ？」、「何太后様？」、「どうかしましたか？」と困惑しながら尋ねることになり。お互いがかくかくしかじかと言うことになり。その後は異世界ラブコメのお約束通りに。

　「わりゃ、あああっ！　何太后何～、お前～！　何太后何～が眠たいからと言って～、軍議に参加しないから訳の解らないことになるのだろうがぁあああっ！」と僕に怒声を吐かれ。

「何太后何宛に文とL〇NEも送ったはずだけれど。何太后何～、お前～、まさか、目を通していないのか？」と荒々しく尋ねられ。

　我が家の駄女神さまは「うん」と頷くから。

「あのなぁ～」と僕は呆れ声を漏らして、周りにいるみんなへと視線を変えながら。

「ごめんね、家の何太后さまが何か勘違いをしたみたいだから、ごめんなさい」

　僕達夫婦は、みんなへとペコペコと頭を下げ謝罪をした。

「「いいよ」」

「「別に」」

「「気にしていない」」

「「大丈夫だから」」

「「二人共、頭を上げて」」

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