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第115話 乱世の奸雄立つ? (7)

 特に今の僕は前世のような黒の宰相でもないし、三国志の覇王曹操孟徳も、今の理樹である僕のゲーム中でのメインキャラであり、俺嫁だから。僕に逆らい楯突くようなことはしない。


 それに生前は仲違いをした二人……。最初こそは漢の衰退を嘆き、憂いで、それを阻止しようと曹操孟徳孟徳に手を貸していたのではないか? と後世で言われている荀彧さんなのだが。彼女も日本で何太后我が家の駄女神さま》と何進姉さんがいて、姉妹仲良くセレブな生活を送っているところを見て、聞きしているから。

 曹操孟徳孟徳とも前世のように漢帝国の逝く末で揉めて、仲違いを起こすこともないから、荀彧さんも快く手を貸してくれていると言う訳だから。


「えぇ~と、中堅の隊は王允さんと曹仁、満寵まんちょうさんと牛輔がお願いね」


 僕は更に指示をだしていけば。僕に変わり荀彧さんが艶やかな唇を開き。


「中堅の王允さんと満寵さんは、前衛の軍師の四人の魔力が尽きそうになったら交代をお願いします~。それと曹仁殿と牛輔殿も先鋒の隊が混乱を生じたら交代でぇ~。それまでは弓で遠距離攻撃をお願いします~」


 みんなにテキパキと指示を出していく。


 でッ、その後も僕と荀彧さん、賈詡ちゃん、荀攸の四人でみんなへと指示をだし。いよいよ僕達は張角大師率いる黄巾党の本体と対峙をするのだった。




 ◇◇◇


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