第105話 盲夏侯! (5)
僕は悩めるチイパイのダークエルフのツイン団子の美少女……曹操孟徳を見詰めながら「孟徳?」と優しく声をかける。
「……ん? 何、理君?」
曹操孟徳は僕に呼ばれ考える人を続ける行為を辞め、言葉を返し、可愛く首を傾げる。
「あのね、何進姉さんならば大丈夫だよ。僕の丁稚でおもちゃだから、曹操孟徳の件は、先ほど僕が日本に帰宅をしてスマートフォンで出かけている何太后を捕まえて了承を得ているから問題ない」
僕はケラケラ笑いながら曹操孟徳へと告げた。
「……流石だな理君……。やはり前世と同じで超ワルだな、あっ、はははははは」
僕が曹操孟徳へと何姉妹以下……。その取り巻きも含めてみんなを傀儡をしていると教えれれば。惇姉さんは流石、黒き闇の宰相の僕だね、と褒め称えてくれた。