「えっ!」
曹操孟徳孟徳は僕の説明を聞き、また驚嘆すれば。
「僕と理君……。董卓の一存だけで、そんな身勝手なことはできないよ……。僕のリアルの直接上司は理君や董卓ではないからね……。特に何進将軍と董卓は不仲だから……。何進将軍の許可なく、僕が勝手に軍を編成して黄巾党を撃てば。その後は理君が何進将軍と、が揉めるようなことになるから不味いよ……」
僕の依頼を聞き、曹操孟徳孟徳が渋く、困ったちゃんな顔をすれば。
「まあ、曹操孟徳孟徳の今後のことや家臣団皆のことを考えると。ここで何進将軍の親衛隊から離れ、董卓閣下の家臣団の中に組み込まれようが、総司令官の任も授けてくれる漢軍の正規軍の方が良い気もするがな」と。
惇姉さんは、ここで何進姉さんとは離別……。裏切ってでも僕達の庇護下に入り、一軍を率いることが可能な将になる方がよいと遠回しに告げる。
だから曹操孟徳孟徳は惇姉さんの進言を直ぐに察して、「う~ん、う~ん」と考える人になりながら呻り始める。