僕は、今度は自分のこの世界の嫁……。僕のために何度も三國志オンラインゲームの過酷なクエストを愛と言う名でクリアーしてくれた。僕の半身とも言ってもよいダークエルフの少女に対して今度は罪悪感を募らせてしまう。
だって孟徳が余りにも純情、純愛だから僕は何度も己の心の臓を針でチクチクと刺されるぐらい心に痛みを感じ、募らせるから。僕はまた孟徳のことを抱き! 締め! ギュだ!
余りにも曹操孟徳には苦労をかけているからね。何太后さまに内緒でギュ! ギュ! と抱擁……。また熱いキスを交わし、チュチュとお互いが愛を確かめ合う。
「曹操孟徳?」
「何、理君?」
僕はまた自分の乱れたチャイナドレスを整える曹操孟徳の様子を見詰め、堪能しながら声をかけ、返事が当たり前のように返るから。