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第94話 治世だから能臣? (2)

 この曹操孟徳阿保はそれでも「むにゃむにゃ」と寝言を呟くだけで起きようとしないから僕は「チェンジ!」と叫んで、ダークエルフの少女から人種の李儒理樹へと戻り。曹操孟徳阿保へと折檻……。優艶な行為で無理矢理起こそうと思うから。この後の展開は未成年者の教育にはよくないのでカット──!


「うぎゃっ!」、「ぎゃぁっ!」、「いい~」、「あぁ~、ん」、「理君愛している……」と、曹操孟徳が僕に囁いてきたところで、二人がやることを終え、愛を確かめあうと曹操孟徳がしな垂れかかり甘えてきたから。

 僕も「愛している」と曹操孟徳に告げ、チュを交わし、唇を離して──。曹操あいつが脱いだチャイナドレスを魅惑的に着衣する様子を呆然と見ているところから話しを再開するけれど。


「……最初は惇か、荀彧が昼寝をしている僕のことを強引に起こしにきたのかと思ったよ、理君……」


 曹操孟徳が僕へと自分の頬を膨らませ、唇をタコさんみたいに可愛く尖らせながら不満を一丁前に告げてきた。



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