「おっ! 李儒が変身しやがった~~~?」
まあ、生前からいつもいい加減だった
『君は誰?』
『貴方は誰?』
『さてさて、貴方は誰なのでしょうか?』
まあ、その他にもさ、悪党しかいない閣下の左翼派の高官や将……。ヤンキー姉ちゃんばかりだから、可愛い男の子の僕の身体を『へっ、へへへ』といやらしく、舐めるようにビッチ、セフレ女達が涎を垂らしながら、この黒の宰相である僕に舐めた真似をしたから。
僕はみな、なめるなよ! と思いつつ。シャラ、ラララ~♪ と華麗に前世の
僕は変身後に、ダークエルフの妖艶なお姉さんじゃない、あのクソ婆の李粛へと。
「煩い! 黙れ!」
と荒々しく告げ、プンプンと頬を膨らますと。
「……ん? どうした李儒先生? 妙に御機嫌斜めのようだが?」
僕が怪訝な表情で、「あっ、ははは」と笑い誤魔化す李粛の奴を睨み付けていると、董卓閣下の弟君……じゃ、なかったね。この世界は三國志オンライン戦記の世界だから、過去の英霊達はみんな女体化……。電子や幽子の精霊さま達の世界で、この三國志オンライン戦記を運営している会社は、何と何太后さまが株を買い取り、収支までしているから。この電子の世界の構想は僕の自由……。プログラマーさん達が若会長、どんなキャラを追加しましょうか? とか。こんな世界観はどうですか? と色々と提案もしてくれるからいいのだ。
それに会社の方も以前と違い予算も沢山増えたから、新しいアプリケーションゲームや任〇堂用のバーチャルティーなゲームも製作するらしい。
まあ、以前は任〇堂には会社の方は取引が無かったみたいだけれど。
王允先生と何姉さんが〇国経緯で日本の政治家のお偉いさんへと頼んでくれて任〇堂の会長を紹介してもらい、話をして取引できるようになったのだと。
偶に会う会社のプログラマーのお兄さんやお姉さん達がバンザイ! バンザイ! C国マネーバンザイ! と三唱しながら喜んでいたのを覚えていると話しをしたところで元に戻るけれど。
まあ、董卓閣下の妹君と言っても? 董卓閣下の年齢の方が僕と変わらないか? 僕よりも年下に見えるから? 彼女──。
「……ん? ああ、董旻、実はな? 余が今直ぐこの世界へと李儒に来てくれと嘆願をして、何でも高等学校と呼ばれる学び舎の宿題と呼ばれる物ができないと。李儒の奴は不機嫌になったのだ。わっ、ははは~」
董卓閣下は董旻さんへと説明をすれば高笑いした。
だから僕は閣下の様子を見て、このチビマジでしばくぞ! と気を荒くして思えば。